モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

みんな、どうやって生きているのだろう

601ページ、一気に読み切りました。 小説「黄色い家」です。 この小説を読んで、あれこれ考えちゃいました。 今、自分がこうして生きているのは、自分ががんばったからか? もしかして、単に運がよかったというだけかもしれない? 金持ちの家に生まれるか貧乏…

はじめては一度きり

若い人にオススメの映画ってなんかありますか? こんなふうに訊かれることがあるものですから、いつも考えています。 いまのところの、オススメの2作を選んでみました。 偶然ですが、2つともインド映画でした。 「マダム・イン・ニューヨーク」と「きっと、…

手本にはならないけど見本にしてくれ!

「手本にはならないけど、見本にはなるかもしれない」 ある集まりで、こんなことを口走ったのです。 そうしたら後になって、それを聞いていた身近な人から「わかりにくい」と言われました。 そうなの? 手本は、見て習うもので模範にするようなものと考えて…

「磯野家の相続」を読んで遺言書を書くぞ!

「どんなに幸せな家族でも、遺産相続の問題では必ずもめる」 この本『磯野家の相続』の冒頭に書いてありました。 これを見たら、「ウチはだいじょうぶ」と自信を持って言える人はいないでしょう。 しあわせそうにみえる、あの磯野家にだって揉める要素が潜ん…

「忘れる読書」がタイトルだったから

この本を手にとったのはタイトルが『忘れる読書 』だったからです。 ワタシも本を読むことが好きですから、ジャンルを問わずいろいろ読みます。 そして、その内容を逐一覚えているかというと、決してそんなことはありません。 内容どころか、読んだのか読ん…

落合陽一さんの本の読み方がかなり刺激的です。

いつもはダメダメなのに、ここ一番!という時に頑張れることってありますよね。 こういうときって、大概、自分のためじゃなくて誰かのためだったりします。 そんな時には、「モチモチの木 だね!」ってワタシは言うんです。 これだけで、何を言っているのか…

もっと早く言ってよ。

『もっと早く言ってよ。50代の私から20代の私に伝えたいこと 』 この本は、「50代の私から20代の私に伝えたいこと」とサブタイトルにあるから、 50代の著者が20代の自分に言ってやりたいことが書いてあるのだと思います。 20代の頃は先のことがわ…

いつか、ここではないどこかへ

いつか、ここではないどこかへ 中学生くらいのときかなぁ、ワタシもこんなふうに思っていました。 角野栄子さんの『イコ トラベリング 1948-』を読んで、思い出しました。 この本は角野さんの自叙伝的物語と帯に書いてありました。 主人公のイコは、栄子(エ…

ダイソンの掃除機に性格を変えられた

ダイソンの掃除機、恐るべしです。 何がスゴイかって、性能の話ではありません。 ダイソンの掃除機の性能が良いってことなんか皆さんよくご存知でしょう。 ワタシが恐るべしと思ったのは、ワタシの性格を変えてしまったからです。 正直なことを言うと、掃除…

「仕事がサクサク進む」と言うひと

もう、10年以上前になりますが、 このフレーズが口癖の人が職場にいました。 やたら聞こえてくるんです、「あぁ~、仕事がサクサク進む」って。 それまで、このフレーズを聞いたことがなかったものですから、 なんだか気になって気になって。 後にも先にも…

明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ

明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ マハトマ・ガンジーの言葉と言われていますが、けだし名言です。 人生も半分をとっくに過ぎて、残り時間も多くはないと感じる身としては、 何かを始めるにしても、考えてしまいます―― 死ぬまでにモノ…

作者の声が聞こえてきそうな本です

作家の高橋源一郎さんのショートエッセイ、最高です! 現在も毎週放送されてるラジオ番組の冒頭約3分の語りです。 これが2年分まとめて本で読めるなんて! この本はNHKのラジオ番組「飛ぶ教室」の冒頭エッセイを収めたものです。 『高橋源一郎の飛ぶ教室: …

入学式でどんな言葉をもらった?

「自分は入学式でどんな言葉をもらっていたか、ボーッとしていた記憶しかないのが、悔やまれる。」 謙遜でしょうが、4月14日の天声人語の筆者はこんなふうに語っています。 各地の大学の入学式で語られた学長らの言葉を紹介した記事の結びです。 この時期は…

「そうなんですね」に違和感、その正体は?

「そうなんですね」という表現に違和感を感じます。 ラジオを聴いていて、最近たて続けに耳にしたものですから。 以前はあまり耳にしませんでしたが、ワタシだけなのでしょうか。 この場合は「そうなんですか」じゃないの? 最近は「そうなんですか」の場面…

平気で笑う人間になってしまうのか?

スリランカ女性が入管施設で死亡するという事件がありました。 そして、女性が亡くなる直前の映像を遺族が公開しました。 「きょう死ぬ」 「病院、持っていって。おねがいします」 入管職員への、こんな哀願が映し出されます。 懇願する女性を前に職員が笑っ…

「つい怒ってしまう」のはどうしてか?

「つい怒ってしまう」のはどうしてか? 子育てしていると「つい怒ってしまう」というのはよくあることです。 「ダメ!」 「うるさいなぁ!」 「いいから、早くして!」 こんなこと、しょっちゅうです。 でもね、怒っても子育てはうまくいかないんですよね。 …

成熟した大人になりたいもんです、ね。

「本を読む」ということは、自分とは違う人生を見るための格好の材料なのです。 文中にあった著者・林真理子さんの言葉です。 この本はまさにそうですね、林さんがどんな人生を生きてきたかが見られます。 そして、どんなふうに考えているかを知ることができ…

学校に行けない子はフリースクールに???

全国の小・中学校で不登校をしている児童・生徒の数は24万5,000人だそうです。 ここ4、5年 毎年増え続けています。 こういう状況の中で、「フリースクール」なる言葉もあちこちで耳にするようになりました。 しかし、その実態は様々です。 子どもが「学校…

「就職先どこにする?」からの展開にハッとした

「就職先どこにする?」 という話の中で、自国に留まるか?外国へ行くか?が話題になる国があるという。 近頃の日本の若者は、内向き志向で外に目が向かない! こんな非難がましい声もよく聞きますが、 就職の段階で、自国に留まるか外国に出て行くか?の選…

この絵の形は何に見えますか?

この絵の形は何に見えますか? こんな感じの心理テストってありますよね。 4つほどの選択肢から自分が感じたものを選ぶタイプです。 これによって、「あなたは~する性格です」なんて答えが返ってくる。 ついついやっちゃうのですが、 これっておみくじと同…

unyu って、何だと思いますか?

先日、高速道路を走っていたときのことです。 前を行くタンクローリーの後部に書いてあるロゴが気になりました。 そこには、unyuって書いてありました。 「 ウニュー ・・・ 」 「 ・・・ うにゅ~ ? ? ? ・・・」 こういうの、気になっちゃうんですよね。 …

「成功体験から何かを学んだことはあまりないです」

「成功体験から何かを学んだことはあまりないです。成功は過ぎていくものだけど、失敗はうちひしがれて立ち止まって、もがいて進もうとするから何かが変わっていく。」 ことばって不思議な力を持ってる、と思うことがあります。 ことばによって力をもらうこ…

ワタシがふるさと納税を始めた理由

ふるさと納税額が過去最高だったそうです。 制度が始まった平成20年度と比べて100倍を超えたとか。 この制度に「なんだかなぁ?」と思っていたワタシでさえ、 ついに去年、手を染めてしまったくらいですから。 過去最高になったと聞いて、「そうだろう…

年寄りは社会の厄介者か?

「歳はとりたくないね~」 こんな言い草をよく訊きますが、 年寄りが大事にされない社会は、だれにとっても良い社会とは言えませんよね。 年寄りが安心して暮らせる社会だったら、若者も歳をとることをそんなに嫌がらないはず。 今、この国はどうなのでしょ…

学校に行かなくてもだいじょうぶ

子どもが「学校に行かない」と言い出したらきっと大混乱だろうと思います。 この国では「学校に行かない」と決めた瞬間から、子どもの居場所が自分の家(部屋)だけになってしまう。 それは、子どもにとっても恐ろしいことだが、親にとっても一大事なのです…

まさかこんな声かけが子どもを傷つけるなんて!

子どもが自分の親に言われて傷つく言葉ってたくさんありますが、 まさかこんな声かけが子どもを傷つけるなんて! ちょっと気づきにくいかもしれません。 それがこれです。 「あなたが元気な顔でいられること、これがわたしの最優先!」 全然問題のない言葉か…

「せんそうなんか、もうやめよ~ょ」

ロシアによるウクライナ侵攻から1年だ。 朝日新聞の天声人語を読んでドキッとした。 「進軍エリアを色分けした地図を見るうちに、いつのまにかこの戦争を高みから眺めようとしている自分に気づき、恥じ入ることがある。」 ワタシも同じだ。 「世界のリーダ…

親の仕事は子どもを邪魔しないこと

たて続けに読んだ別の本に同じ文句が書いてあったので、この偶然にビックリしてしまいました。 「親の仕事は子どもを邪魔しないこと」 こう話すのは、「子どもが教育を選ぶ時代へ 」の著者・野本響子さんです。 野本さんは、日本の「公立学校に馴染めなかっ…

「子どもの英語にどう向き合うか」を読みました

小学校でも教科としての英語が始まっちゃいましたね。 ちょっとネガティブな言い方になってしまったのは、 英語学習は中学校からでも十分!と思っていたからです。 それよりも早く始めるのは、 メリットよりもデメリットの方が多いと思っていたからです。 何…

すべての子どもは生まれながらの科学者なのに、周囲の大人が寄ってたかってダメにする

アメリカから来たある物理学者が、「子どもをあなたのような科学者に育てるには、どうしたらよいですか?」と、訊かれて間髪入れずに答えたのがこれです。 「何もしないのがよい。すべての子どもは生まれながらの科学者なのに、周囲の大人が寄ってたかってダ…