なぜ学校に行くんだろうか?
学校に行くことは当たり前のことではないと思うのです。
学校に行くことで良いこともあれば悪いこともあると思います。
これは普通のことです。
良いことは楽しいことといえるかもしれないし、
悪いこととは嫌なことと考えてよいのかもしれません。
楽しいことより嫌なことのほうが上まわっていたら、学校に行くのは苦しくなります。
嫌なことばっかりなのに耐えてまで学校に行くことはないと思います。
ただですね、嫌なこととはどういうことか、じっくり考えてみることは必要です。
気分で嫌だなと思うことでも我慢してやることで自分が成長することだってあるものです。
一言で嫌なことといってもいろいろあるということです。
一見嫌だなと思うことでも、
耐えることが必要なものと、我慢してまでやる必要のないものがあると思います。
この見極めができるようになりたいですね。
学校でしかできないことって何なのだろうか?と私はよく考えます。
単位を取って高校卒業の資格を得ることもそのひとつかもしれませんが、
勉強は高校に行かなくてもできます。
学校に行けば友達に会えますが、
友達に会うのだったら学校以外の場所のほうが楽しいでしょう。
学校は学びの場になっていなくてはならないと私は思うのです。
しかも、そこは「生き抜くための学び」が得られる場ということです。
ただ単なる知識を得るだけじゃない学び、
単位を取るだけのための学びじゃない、本物の学びです。
これってひとりではなかなかできない。
仲間をつくって仲間とともに何かを学び、
他者の考えに触れて自分の考えを磨いたり、
他者のために働いたり、
人間というものを深く理解したり、
辛抱強さを身につけたり、
こういうことをする場が学校なのだと思うのです。
もし現状がそうなっていなかったら、
自分たちでそういう場にしていかなくてはならないと思っています。
あなたはどう考えますか?