モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

女の子は年頃になると父親に寄り付かない?

昼休みの食堂で近くから聞こえてきました―― 「女の子は年頃になると男親には寄り付かないからねぇ~」 さらに、「オレがリビングに入っていくとサーっといなくなるからねぇ」 あまりの自虐ネタ炸裂に、周囲からは何のリアクションも聞こえてきません。 まさ…

坂本美雨さんの子育ての考え方が素敵です

「普段から娘とは対等な関係でいたいと思っていて」 「娘とは、今もこれからも、人間同士としてちゃんと付き合っていくことを大切にしたい」 ミュージシャンの坂本美雨さんが朝日新聞の連載記事で語っていたことです。 父親が坂本龍一さんで母親が矢野顕子さ…

あいさつ運動ってどんなエクササイズですか?

学校には、「どうなってるの?」と思うことがたくさんあります。 その一つに、「あいさつ運動」っていうのがあります。 運動って何なのでしょうか? たぶん、「何かの目的を達成するための活動」という意味で使っているのでしょう。 選挙運動とか市民運動の…

アメリカの学校では生徒は掃除をしません

予備校つながりで、思い出したことがあります。 予備校はそれまでの学校と比べると教室が大きかった。 クラス制をとっている予備校でしたが、クラスの収容人数は高校よりもかなり増えました。 教室も大きければ、黒板もビックリするほど大型でした。 カルチ…

学校の授業の記憶がないんです

みんなそうなのでしょうか、学校での授業の記憶がないのです。 学校を卒業してかなりの年月が経ったからなのでしょうか。 そういうことも考えられるのですが、不思議と予備校の授業の記憶は残っています。 予備校なんて、大学に行くための手段であって、授業…

「うるせぇ!バカヤロー」と言われたらどうしますか。

『子どもの放課後にかかわる人のQ&A50:子どもの力になるプレイワーク実践(遊ぶ・暮らす)』を読んでいたら、「子どもから暴言を吐かれます。どうしたらよいのでしょうか。」という質問がありました。 この本はその名の通り、子どもの放課後にかかわるすべての…

「犬が飼いたい!」と子どもが言い出したらどうしますか?

犬などの小動物が家庭にいると、雰囲気が和んでなんともいいものです。 気分が癒やされると感じている人は多いことでしょう。 SNSなどではペットのかわいらしい仕草がアップされていて人気です。 子どもが「犬が飼いたい!」と言い出すのもごく自然です。 さ…

日本の子どもたちもこんなに学んでいるのかな?

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫)』を読んで思いました。 どうしてこんなに学びがあるんだろうか。 息子が素直で聡明だからだろうか? 母親が「ぶっ飛び母ちゃん」だからだろうか? 母と息子の日常会話にインスパイアされるのは、舞…

夫の相づちにイライラしませんか?

朝日新聞の「悩みのるつぼ」という人生相談コーナーをご存じですか。 先週の土曜日にこんな相談が寄せられました。 「夫の何気ない一言にイライラして仕方がありません」というものです。 上野千鶴子さんの回答は明快でした。 男の人の口癖は「だから・・・…

人を好きになる気持ちがわからない

「私にとって恋愛とは、最近になってから発見した、自分の心に建つ家の隠し部屋みたいなものだった。その部屋は二階の奥にあり、壁だと思っていた部分が実は戸で、押すと開く。中には入れたけど、暗くて見えないから、手探りで照明のスイッチを押す。壁に手…

自分がとっても小さく見えてどうしようもない夜に

大谷翔平選手はスゴイよね。 MVP賞を獲得したとかで、今、賞賛の的です。 がんばった人が褒めたたえられるのは至極まともな社会です。 だからこそ、みんな頑張って後に続こうとする。 これは健全な社会だと思います。 でもね、なんだか自分だけ取り残されて…

「権利ばかりを主張するオトナになったら・・・」と心配する大人

権利を主張する子どもを嫌う大人は結構たくさんいるようです。 「権利を主張するなら義務を果たしてからにしろ!」と言った大人もいました。 こんなことを大人に言われたら子どもは黙ってしまいます。 でもちょっと待ってください。もっともらしいことを言っ…

子育ては「自分育て」か「生き直し」か

人は人間に生まれない、人間になるのだ。 こんな言い方はないかもしれないけど、人間になるのは結構難しいことだと感じます。 動物が生まれて栄養を取り入れてやがて成体になるように、人間も大人になれるか?と言ったら、そんなに簡単ではないような気がし…

言うことを聞くと⇒素直な子、権利を主張すると⇒生意気な子

11月20日は国連が定めた「世界こどもの日」です。 知っている人は多くないでしょう。ワタシも恥ずかしながら知りませんでした。 意識してみると、この日に合わせて話題にしているメディアもあります。 先日、TBSラジオの『荻上チキ・Session』を聞いて考…

子どもをバカにしない大人

「私は子どもをバカになんかしません!」と、大人は言うでしょう。 でも、バカにしている意識はないけど結果的にバカにしているんじゃない?ってことはよくあることです。 もうちょっと穏やかな言い方をすると、「子どもを尊重していない大人」はいっぱいい…

「知らない・興味ない・関係ない」

国連の気候変動対策の会議「COP26」が閉幕しました。 若者に「知ってる?」って訊いたら「知らない」。 「どう思う?」って訊いたら「興味ない」さらには「関係ない」と。 かなりガクッときます。もうこれ以上はこちらが持ち堪えられない。 こんな場面に遭遇…

学校のどこが問題かを考える

自動車学校になぜ行くのか? こんなふうに自動車学校に行く目的をわざわざ訊く人はいませんよね。 答えが決まっているからです。自動車運転免許を取るためです。 じゃぁ、学校はなぜ行くのでしょうか? こんなことを訊く人も考える人も、今よりずっと前はい…

はじめての履歴書

高校生くらいになると就職や進学に際して履歴書を書くようになりますよね。 これは、こどもたちにとってはかなり大変なことみたいです。 特に自分の長所を書くってことが簡単じゃないようです。 自分の良いところをつらつらと書き綴るなんて、純な気持ちを持…

仕事を前にするとプライベートは後回し

「・・・さっと仕事モードに切り替わる。しかしその反対はない。プライベートに仕事がはみ出してくるのはしょっちゅうだった。どうしてなんだろう。大切な家族のことのはずなのに箱詰めして蓋をするみたいに、仕事を前にすると後回しにしてしまえるのは。」 …

こどもは勉強が仕事!ホントにそう思う?

「こどもは勉強が仕事なんだから、しっかりやりなさい」 こんなふうに大人から言われたことがある人がいるかもしれませんが、これってすごく違和感があります。 なぜって、働くことは義務であり、学ぶことは権利だからです。 これは日本国憲法にも書いてあり…

がっこうのじゅぎょうがつまんない!

突然なんですが、日本国憲法の3原則とは何でしょう? 学校でこんなふうに質問されますよね。 すると、ちょっとできる子が「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義でぇ~す」 とかなんとか答えるわけです。 これに対して先生が「はい、せ~かいです!」 この…

女も男ももっと幸せになれるはず

ジェンダー・ギャップ指数が話題になっています。2021年3月に世界各国のジェンダー・ギャップ指数の国別ランキングが発表されました。 日本の順位は156か国中120位でした。前年より順位を一つ上げましたが、先進国の中では相変わらず最下位です。 そればかり…

「今を生きる」は「今さえ良ければ」とどう違うのか?

「今を生きる」は「今さえ良ければ」とどう違うのか? これを考え出すと頭が痛くなります。 ワタシは違うと思っているのですが、説明をするとなるととてもたいへんです。 「今を生きる」には未来と過去がありますが、「今さえ良ければ」には未来も過去もあり…

今を生きる天才を忘れていました

「こどもの5分は大人の一年に匹敵する」 たしか、宮崎駿さんが言っていたように記憶しているのですが。 著書の中でこんなことも語っています。 「毎日,単調な生活を送っているようでも,体験というのは,本当は人生に一回かぎりです.それを自分の生活のな…

いまを生きているか?

「今を生きる」ということを考えました。「自分は今を生きているか?」 この問いにはっきり「イエス」とワタシは言えない。 考えてみたらこれは難しいです。時間はドンドン過ぎていきます。 ワタシの頭の大部分を占めているのは過去と未来で、今はほんの一部…

「ビッグボスでおねがいします!」って?

「Big Boss, BIG BOSS でお願いします!」 はじめ、ラジオで聞いたときは「何なんだ?」って思いました。 その後、映像を見て納得です。あの格好だったらこの発言はアリですね。 新庄剛志さんのプロ野球日本ハム監督就任の記者会見です。 野球実況中継をテレ…

ババチョ――ップ!

「ババチョ――ップ!」なんて声が聞こえてきたからビックリです。 しかも、この声を発したのが小学生、しかも低学年だったので驚きました。 馬場チョップですよね、あのジャイアント馬場さんの必殺技。 こんな小さな子がジャイアント馬場さんのことを知ってる…

教育熱心は良いことか?耳の痛い話かもしれませんが

「教育熱心な先生」=「良い先生」とは限りません。 教育熱心なあまり、「自分以外はみんな敵だ」と言って競争心を煽ったり、鞭をもって子どもを脅したりしたら良い先生とは言えません。 親も同じで、教育熱心だからと言って良い親とは限らないということで…

ひまがないんだよなぁ~

日本の若者には暇がない。 選挙の投票率が高いスウェーデンのことをいろいろ調べていたら、ある事実に行きつきました。 日本の若者には暇がないということ。若者ばかりでなくて大人にも暇がありません。 パチンコという遊興施設が流行るのも、日本人には暇が…

知ってる?若者が投票に行かないのはどうして?

衆議院選挙の投開票日でした。いろいろ突っ込みどころがありますが、その一つに「投票マーチ」があります。 投票に行こう!という呼びかけの行動です。ネットで呼びかけがあってそれに応じてあちこちで人が集まったようです。 写真を見ると結構たくさんの若…