2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
我が家には夜のルーティンがありました。 それは就寝前の絵本の読み聞かせです。 このルーティンのおかげでこどもを寝付かせるのに苦労した覚えはありません。 我が家にはリビングに作り付けの自作の本棚があります。 下の方の2段には絵本を中心にこども用…
この文、8月27日付の朝日新聞の天声人語にありました。 「政治家にまず求めたいのは、何としても戦争を起こさぬという決意である。」 そうそう、これなんですよね。 「日本は絶対に戦争はしません!」と事あるごとに政治家に言ってほしいのです。 政治家は「…
「生活を楽しみ、ぼんやり生きながらも、戦争を回避できる」 これが理想的な環境だな、と思いました。 これは、「日常から消えたあの戦争」と題した朝日新聞の寄稿記事にあったものです。 毎年、夏になると戦争のことを思い起こします。 それは、この季節に…
ジソーって言われて、児相のことだと思い当たる人はどれくらいいるだろうか。 ジソーが児相=児童相談所だと言い当てても、 児童相談所がどんなところであるか的確に説明できるだろうか。 児童相談所のことは特に最近耳にするようになった気がするが、気のせ…
大人になれるか不安。 こんなつぶやきがポツンと紙切れに書かれていた。 どうやって応えればいいのだろうか? ワタシには明確な答えの持ち合わせがない。 大人になるのは至極難しいことなのかもしれない。 偶然にも『デミアン』を読んでいた。 この本は、か…
改めて日本国憲法の前文を読み返してみました。 〈政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し・・・〉 学生の頃からこの憲法前文に感銘を受け、この部分もくり返し何度も読みました。 朝日新聞の社説(2024.8.18付)を読ん…
親孝行というワードであれこれ検索していて見つけた本です。 お母さん、年末、実家に帰らなければダメですか? まだ読んでいないのですが、これは読んでみたい!と思う一冊です。 きっかけはこちらの新聞記事を読んだから。 「親孝行」圧力って、きついんで…
その国を知るには、そこに行って自分の目で見ることがいちばんだ。 できれば、しばらくその国に住んでみることだ。 転がる珠玉のように を読みました。 著者は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)』の ブレイディみかこさんです。 …
人生とはかくも悩み多きものなんですね。 誰にも相談できません (毎日文庫) を読みました。 新聞に掲載された人生相談とその回答が100本収められています。 回答者は作家の高橋源一郎さん、げんちゃんです。 げんちゃんの人生相談は大好きです。 毎回、どん…
「講釈師、見てきたように嘘をつき」っていう表現がありますよね。 学者にも、同じようなところがあるんじゃないかって感じるときがあります。 「現場を知らないくせに抽象的な理論を振り回して満足してない?」 学者や研究者に対してこんなふうに感じること…
今年、2024年の夏、 広島と長崎に投下された原爆によって被爆した人たちの平均年齢が85.58歳となったと、 ニュースが伝えていた。 被爆体験をどう引き継いでいくのかが課題になっていると。 戦争体験を継承するのは難しい。 過去の戦争体験をどんなに詳しく…
あらすじは書かなくっていいって、 三谷幸喜さんが言ってます。 以前に当ブログでも書いたことがありますが、 読書感想文の宿題ってホント厄介です。 読書感想文の書き方なんて学校で教えてくれないですよね。 それなのに「書け!」って乱暴じゃないですか。…
パリオリンピックの体操男子個人総合で 岡慎之助さんが金メダルを獲得したことを報じる、 8月2日付の朝日新聞の記事の切り口が素晴らしかった。 金メダルの陰に言葉の力があったことを伝える記事です。 「監督にミスした理由を問われても、返す答えはきま…
今年の夏は暑い! いや、今年の夏も暑い! こう暑くては、どうしても・・・という必要に迫られなかったら外に出たくない! そんな状況の中でこの本を読んだ。 国民の違和感は9割正しい 最悪のタイミングでこの本を読んだ。 そんなことあったっけ? こう暑い…
そのタイトルに惹かれて、読みました。 その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く―― 精神科医の森川すいめいさんが「自殺希少地域」5か所を巡ったときの記録です。 「自殺希少地域」とは自殺で亡くなるひとが少ない地域の…
上野千鶴子さんといえば・・・ ワタシごときが今さら云々することはありません。 「本やエッセイをたくさん書いてきた。だがプライベートな暮らしについては、これまでほとんど書いてこなかった。」 そうそう、そこに興味があってこの本を手に取りました。 …