2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「いかにも私小説として読まれそうな作品ですよね。」 作者ご本人が文春オンラインでこのように語っています。 はい、その通りに読ませていただきました。 『うるさいこの音の全部 (文春e-book)』です。 芥川賞を受賞したばかりの作家・早見有日(はやみゆう…
先日の昼下がり、 ある学習会に参加するために会場へ向かっている途中です。 子ども連れの夫婦が私の前を歩いていました。 一番大きい子は5歳くらいか、次が4歳くらいかな。 一番小さい子はお母さんが背負っていました。 なんともほのぼのとした風景でした。…
座ってちゃダメですか?って、 座ってイイッスよね。 両方とも、レジなどの立ったままの接客をどうにかできないかと、 立ち上がったプロジェクトの名前の一部です。 しかしねぇ、よその国に比べると何十年も遅れてますよね。 いったい誰が座ることを許してく…
失礼な言い方だとは思いますが、 学校はこんな生徒と先生で成り立っているのではないでしょうか。 前々回の記事でも紹介した朝日新聞の投書欄「声」に、 中学生のこんな投稿もありました。 「個性の尊重 本当にしてますか」というタイトルで、 「「個性の尊…
『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』を読みました。 私労働小説なんて、訳がわかんないですよね。 著者がブレイディみかこさんだから手に取ってみました。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の作者ですから。 それに、ラジオなどでもお話をよく…
「板書の丸写し 本当に必要なのか」 朝日新聞の投書欄「声」に、こんなタイトルの投稿がありました。 投稿の主は16歳の高校生です。 学校の一部の教科で「ノート提出」なるものがあるそうです。 そして投稿主は、提出したノートの内容の評価点が低いそうです…
生きていると順調なことばかりではありません。 思い通りにならないことはしょっちゅうで、 とても耐えられないと思うようなことも、ときどき襲ってきます。 今現在も、様々な苦しみの中にいる人もいるでしょう。 その若さでよくがんばっているなぁと感心し…
なぜ学校に行くんだろうか? 学校に行くことは当たり前のことではないと思うのです。 学校に行くことで良いこともあれば悪いこともあると思います。 これは普通のことです。 良いことは楽しいことといえるかもしれないし、 悪いこととは嫌なことと考えてよい…
2023年度に東京都が採用した新任教諭のうち、1年以内の退職者が169人だったそうです。 朝日新聞の記事で読みました。 これは全体の4.9%で、過去最多だそうです。 新任先生が辞めちゃうって話はワタシの身近でも聞きました。 全国的な課題だと新聞にも書いて…
揺さぶりたい、 立ち止まらせたい、 音楽や映画はそのためにあるって、か。 かっこいいなぁ、 グサグサって刺さった。 ロックミュージシャンの マヒトゥ・ザ・ピーポーさんです。 朝日新聞の"明日へのLesson"という記事で読みました。 マヒトさんはロックバ…
逆算時間を生きている、 こんな人はメンタルの不調をきたす恐れがあるそうですよ。 プレジデントオンラインの記事で、 産業医の武神さんがおっしゃっているのを読みました。 「朝起きたら子どもの登園時間から“逆算”して、家を出る時間、朝食の時間、子ども…
「私は10代の時、自分に未来などないと思っていました。 自分が世界にとっての異物、汚物だと思い、早く消えてしまいたかった。 そんな私が、様々な出会いと縁に恵まれ、この世から消えることなく今も生きている。 むしろ、自分でも不思議なくらい、楽しく生…
ハルキウ、ドニプロ、リヴィウ、シェヒニ、メディカ この本の中に出てくるウクライナの街の名前です。 耳に馴染んだ名前もあります。 ロシアによるウクライナ侵攻という状況の中で馴染んでしまった、というのが悲しい。 この本というのは、 『ウクライナから…