揺さぶりたい、
立ち止まらせたい、
音楽や映画はそのためにあるって、か。
かっこいいなぁ、
グサグサって刺さった。
ロックミュージシャンの
マヒトゥ・ザ・ピーポーさんです。
朝日新聞の"明日へのLesson"という記事で読みました。
マヒトさんはロックバンドGEZANのフロントマン、
彼らが主宰する野外フェスティバル「全感覚祭」は、
チケットが3千円、5千円、7千円と価格差はあるが、
内容に差はないそう。
観客が自分のお財布と相談して決められる。
つまり、いくら出すかは客が決められるってことです。
こうなると、考えちゃうよなァ。
自分が今いくら出せるか?
このアーティストにいくらなら出していいか?
「立ち止まらせたいんですよね」
と、マヒトさんは言う。
「音楽や映画は、立ち止まるためにあるんじゃないかな」だって。
痺れるなぁ。
「排除していくことには可能性を感じていないんですよね。90%はズレていたとしても、わかり合える10%を祝福できるほうが豊かなんじゃないかな」
同じじゃないと安心できないのとは真逆、
懐が深いなぁ。
客に値付けを委ねるのも、度胸いるよね。
そう思ったら、こんなふうに言ってた。
「人のことを信じてるからできるんじゃない。信じたいからしてるだけ」
格好良すぎ!
痺れた!