モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

「我が国の家族観を、この国を破壊させる気かな?」

「我が国の家族観を、この国を破壊させる気かな?」

 

NHK連続テレビ小説『虎と翼』の神保教授の言葉です。

 

ドラマで描く時代から何十年も経っているというのに、

 

現代とシンクロしていて妙な気分です。

 

この発言、選択的夫婦別姓制度に反対しているどこかの党の政治家の口から出たとしてもおかしくない。

 

冒頭の発言は、

 

「妻は夫の名字を名乗ることが基本だが、申請すれば逆も可能」という民法改正案の内容に対して、

 

ドラマの中で神保教授が放ったもの。

 

現代とシンクロしていると感じたのは経団連の提言があったからです。

 

「今の制度は女性活躍を阻害する」

 

「政府が一刻も早く改正法案を提出し、国会において建設的な議論がおこなわれることを期待したい」

 

経団連会長の言葉ですよ。

 

さあ、これに対して選択的夫婦別姓制度導入に反対している党のお方はどんなお答えをするのでしょうか。

 

「我が国の家族観を、この国を破壊させる気かな?」

 

まさか、こんなことを言い出すんじゃないでしょう、ね。

 

さあ、どうなるのでしょうか、反応が気になります。

 

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みんな同じ人間だとわかれば差別や戦争は起きない

知らなかった。

 

フォトジャーナリストの吉田ルイ子さんのことです。

 

亡くなったというニュースでその存在を知るなんて。

 

6月9日の朝日新聞天声人語」で知りました。

 

すごい人がいたもんだ、と胸を打つ。

 

ハーレムの熱い日々 (講談社文庫)』はとにかく読みたい。

 

「彼女の文や写真の魅力は、取材相手と築く信頼関係にある。」と、

 

天声人語で紹介されている。

 

「人々が心を開いてくれるまで待った。」とも。

 

「『みんな同じ人間だ』とわかれば、差別や戦争は起きない。

 

だから撮り続ける。その信念はずっと、揺らがなかった。」と、

 

天声人語は結んでいます。

 

「みんな同じ人間だとわかれば、差別や戦争は起きない」

 

本当にその通りだと思います。

 

同時に、それがどんなに難しいことであるかも、実感します。

 

「みんな同じ人間だ」

 

この当たり前のことがわかるにはどれだけの努力が要ることか!

 

隣人を愛するって、口で言うほど簡単じゃないですよね。

 

「あぁ、この人も私と同じように悲しんだり喜んだり怒ったりするんだぁ」

 

「私と同じように大切に思う人がいるんだぁ」

 

こんなふうに思えるのには相当な想像力が必要だと思います。

 

知ってる人ならともかく、

 

会ったこともない、地球の裏側に住んでいる人にまで、

 

その想像力を働かすことができるだろうか。

 

今の高校生は同じクラスの人にさえ、

 

自分と同じ人間なんだ、と実感するのは難しいと聞きます。

 

そもそも、自分のことを愛せない若者が少なくないようです。

 

自分のことを愛せなかったら、

 

隣人を愛するなんて無理ですよね。

 

なんか、身もふたもない感じですが。

 

若者をここまで追い詰めてしまったのは私たち大人です。

 

身を引き締めて若者に対峙しなくては

 

私たちの身近な若者も救われないし、

 

ましてや、世界から差別や戦争をなくすことはできない。

 

大人が試されているんだと思います。

 

 

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日本にいて批判的思考を育むのは絶望的に難しいかも

NHKテレビの『ニュー試』(2024年5月25日放送)という番組を見て驚いた。

 

この日のタイトルは『世界最高峰!ハーバードビジネススクール前編』

 

ゲストの国際基督教大学理事長である竹内弘高さんがVUCAという言葉を紹介していました。

 

今、ビジネスシーンでよく聞かれる用語のようです。

 

どんな意味かというと、

 

Volatility  Uncertainly  Complexity  Ambiguity  の頭文字をとったもので、

 

それぞれ、変動性、不確実性、複雑性、曖昧性という意味で、

 

物事の不確実性が高く将来の予測が困難な状態を言うらしいです。

 

これからは正にVUCAの時代です。

 

VUCAの時代には、過去の成功事例や固定観念にとらわれちゃダメっていうことらしい。

 

つまりね、答えはひとつとは限らないから、正解を求めてちゃダメで、

 

物事に迅速に臨機応変に対応し、自ら考えることが求められてるということ。

 

批判的思考も求められるようです。

 

そこで竹内さんが示したデータを見てびっくりです。

 

OECD「TALIS 2018」が元データのようですが、

 

世界各国の中学校の先生に尋ねた質問の答えです。

 

質問は「批判的思考が必要な課題を出すことがどれほどあるか」というもの。

 

世界ダントツで最下位です。

 

しかも、そのひとつ上の国からも大きく水をあけられています。

 

おまけに、生徒に「批判的思考を促す頻度」も最下位です。

 

批判的思考を育む教育が全くできていないというのが現実です。

 

先生自身が批判的思考ができないんでしょうね。

 

自分の記憶を思い起こしても、そうだろうなと頷けます。

 

学校に対して批判的なことを言えば、

 

生意気だ!とばかりに頭を押さえつけられましたから。

 

「すべてのことを疑ってかかれ!」なんていう先生はいなかった。

 

そんなことを言ったら、秩序が壊れると恐れていたんでしょうね。

 

このデータを見ていると、日本が今の状態を抜け出すのは相当難しいだろうなと思っちゃいます。

 

大丈夫か?ニッポン!

 

OECD「TALIS 2018」のデータはこちらの記事にあります↓

www.newsweekjapan.jp

 

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フィンランドに魅力を感じるのはどうしてなんだろう

「娘が胃腸炎になり、自分にもうつったので、今日は仕事を休みます」

 

これ、一国の首相のツイッターでのつぶやきです。

 

自分らしく生きる フィンランドが教えてくれた100の大切なこと

 

に書いてありました。

 

2019年から2023年春まで首相を務めたサンナ・マリンさんのつぶやきです。

 

首相のサンナさんは5歳児の母でもあったのです。

 

なんだか、ほっこりします。

 

親近感が湧きます。

 

フィンランドって、ワタシが惹かれる国のひとつです。

 

かもめ食堂』という映画を観て興味津々で、

 

ロケ地まで行っちゃいました!

 

当地を訪れたらますます魅了されちゃいましたね。

 

それ以来、フィンランドと聞くと触手が動くというか。

 

この本もそんな衝動に駆られて手に取りました。

 

この国に住む人たちの暮らしが伝わってくる内容になっています。

 

著者はフィンランド在住の島塚絵里さん。

 

2007年にフィンランドに移住して、現在はテキスタイルデザイナーでイラストレーターです。

 

娘さんを育てる一児の母でもあります。

 

フィンランドといえば、「幸福度の高い国」として知られています。

 

でもね、冬には太陽の姿を見られない日々が続きますよね。

 

「仕事もなかなかないし、アルコール依存の問題もあるし、自殺率も高いし」

 

こんな国でもあるんですよね。

 

それなのにどうして?

 

それは、「しっかり地に足をつけて、そういった問題を克服する知恵をたくさん持っているからなのではないか」

 

と、著者の島塚さんは記しています。

 

この本にはそんなヒントがたくさん載っています。

 

本の学校で辛い思いをした著者が中学2年生のときにフィンランドにホームステイした経験も「その後の人生に大きな影響を与え」たとも。

 

フィンランドってなんか不思議で面白い国です。

 

世界から評価されているにも関わらず、結構みんな謙虚というか、

 

「小さい国だから」って思っている人が多いみたい。

 

奢りみたいなものを感じません。

 

海外留学や長期滞在を経験する人も多いそうです。

 

みんな英語が話せるのも、「小さい国だから、英語くらい話せるようにならないとね」ということらしい。

 

「新たに培った価値観が新たな流れを生み出して、社会が多様化していきます。」

 

なるほど。

 

「結婚する時に二人揃って新しい苗字に変えることもできるそう」

 

こんな自由な発想も、そんなところから生まれてくるんですかね。

 

 

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職場に内緒で書いてた小説が有名な賞を受賞して急に有名になったら

「いかにも私小説として読まれそうな作品ですよね。」

 

作者ご本人が文春オンラインでこのように語っています。

 

はい、その通りに読ませていただきました。

 

うるさいこの音の全部 (文春e-book)』です。

 

芥川賞を受賞したばかりの作家・早見有日(はやみゆうひ)が主人公です。

 

早見の本名は長井朝陽(ながいあさひ)で、ゲームセンターで働いているという設定。

 

この本は小説だから、作者の身に本当に起こったことではないでしょう、

 

・・・が、

 

やっぱり、想像しちゃいますね。

 

読みながら、本の中での早見有日と長井朝陽の境界が曖昧になっていく。

 

そして、主人公の長井朝陽とこの本の作者である高瀬隼子さんとの境界も・・・。

 

どういう読み方をすればいいんだろう、と迷いながら読んでいました。

 

なんだか、新感覚です。

 

職場には内緒にしてペンネームで小説を書いていたら、大きな賞を受賞したりして。

 

顔出ししないで生きていくのは大変だろうな。

 

ペンネームの作家とリアルな自分の2つの人生を生きるってどんな感じなのだろう。

 

そんな立場になってみたいな、と思わなくもないが、

 

街を歩いても誰も気づかない凡人であることの幸せ、

 

これって、けっこう大事なのかも。

 

bunshun.jp

 

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それは子どもに言わない方がいいと思う

先日の昼下がり、

 

ある学習会に参加するために会場へ向かっている途中です。

 

子ども連れの夫婦が私の前を歩いていました。

 

一番大きい子は5歳くらいか、次が4歳くらいかな。

 

一番小さい子はお母さんが背負っていました。

 

なんともほのぼのとした風景でした。

 

なだらかな坂道をゆっくりと歩いていくと

 

道ばたに道祖神だかお地蔵さんだかを祀った祠がありました。

 

思った通り子どもが興味を持ってのぞき込みます。

 

すかさずお母さんが、

 

「ね、みんなを見てるんだよ」と、後ろから声をかけます。

 

いい光景だなぁ、なんて思っていたら、

 

続いて聞こえてきたお母さんの言葉にびっくり!

 

「わるいことしてないかな~って」

 

・・・・・

 

わるいこと?

 

悪いこと?

 

見守っているんじゃなくて、見張っているのかぁ!

 

監視社会じゃんか!

 

子どもには、見守ってるも見張ってるも区別つかないかもしれませんが、

 

見守ってると見張ってるじゃ大違いです。

 

こういう親の感覚はいろんなところに顕れて、

 

知らず知らずのうちに子どもに伝わっていくでしょう。

 

この日、出かけた学習会が、

 

子どもを自由にのびのび遊ばせてあげよう!

 

というようなことがテーマだったので、

 

かなりシュールなエピソードでした。

 

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レジ、座ってちゃダメですか?

座ってちゃダメですか?って、

 

座ってイイッスよね。

 

両方とも、レジなどの立ったままの接客をどうにかできないかと、

 

立ち上がったプロジェクトの名前の一部です。

 

しかしねぇ、よその国に比べると何十年も遅れてますよね。

 

いったい誰が座ることを許してくれないのでしょうか。

 

「座ってちゃダメですかプロジェクト」のメンバーが店の前でアンケートをとったところ、

 

「ほぼ100%賛成してくれた」そうですよ。

 

実際はお客の方だって、座るな!とまでは求めてない。

 

この国はお客様が神様のような国ですからね。

 

従業員に無理させてでもお客様に満足してもらいたいという気持ちが経営者側に働きます。

 

そんなお客さま第一主義みたいな空気が

 

お金さえ払えば何しても許されるという勘違いを生むのかもしれません。

 

客のわがままに付き合ってストレスを溜めた従業員が、

 

ある時は別の場所で客としてわがまま放題をし尽くすなんてことがあるかも。

 

そういえば、そんなことを描いた映画があったような。

 

バカヤロー!私、怒ってます」だ。

 

あの映画の第三話「運転する身になれ!」はそんな内容だったかも。

 

最近になって、やっとこの辺りに目が向けられるようになったのかなと感じます。

 

その一つがカスタマー・ハラスメントですかね。

 

お客による過度な嫌がらせとでも言いましょうか。

 

お客さま第一主義は拝金主義、

 

金を払えば何だってできるという気持ちを助長します。

 

人を人として尊重するという姿勢がどこかに飛んでいってしまう。

 

これはやっぱりマズイです。

 

他者を人として認めて尊重する

 

この国が、こういう理念を持つ人の集まりであってほしいなと思いました。

 

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