先日、夜のはじめころに自動車を運転していたら目の前に突然、
こんな月が飛び込んできました!
近所の川にかかる橋を渡るときです、
緩やかなカーブを曲がったそのとき、
お家とお家の間に、ど〜ん!と。
まだ、空に上がってないお月さま。
思わず、「おぉぉぉ!」と声が出てしまいました。
でも、自動車を止めてまでして、月を眺めることはしませんでした。
その価値は十分あるのに・・・
まっ、普通はそんなことしませんよね、
周りにもそんなことをしている人は見当たりませんでしたから。
平安時代の人なんかは、ずっと眺めていたんだろうな。
現代は月なんかより刺激的なものがたくさんあるからね、
月をじっくり眺めてる暇なんかありませんわ。
・・・という感じですね。
平安時代の人と現代人、どっちが幸せなんだろう?
今のワタシって、極論すると今を生きてないんですよね。
「あっ、月だ!」って気づいても、
次の瞬間、これからのことを考えて、
月を眺めてる場合じゃないと、気持ちが急ぐ。
過ぎたことをあれこれ考えてグジグジして、
これからのことを考えてソワソワして、
今このとき、がいちばん「お留守」になってるわけです。
今この時を生きるって、どんだけ難しいんだろう。
そんなことを考えてしまう出来事でした。