モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

だれも列から逃れられない

列に並ぶのは好きではない。

 

どうしても並ばなくてはならないときだけ並ぶ。

 

直近では、大好きなレストランの開店待ちで並んだ。

 

人気のテーマ遊園地でも、長時間並んで待ったものです。

 

果てしなく続く列に並ぶのはとても苦しいことです。

 

忍耐力が求められる。

 

ワタシにはそれがない。

 

それほどの苦労までして獲得したいものがないということかも。

 

ましてや、なんだかわからない列に並ぶことなんてないっ!

 

絶対にないっ!

 

・・・と、思っていたが。

 

断言できるのか?

 

この小説『』を読んで愕然とした。

 

人生そのものが列なのか?

 

なんと残酷な!

 

「あらゆるところに、ただ列が溢れてるだけだ。何かの競争や比較から離れれば、今度はゆとりや心の平安の、競争や比較が始まることになる。私たちはそうやって、互いを常に苦しめ続ける」(本文55ページより)

 

「君だって、列に並びたいから、並んでたんだろ?」(本文52ページより)

 

口コミを見ると、この本の評価は高いようです。

 

ワタシは・・・

 

ワタシには苦しいだけだった、ような。

 

 

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