モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

中学校の音楽の思い出は最悪だった

「皆さん毎日の仕事や生活の中では楽しいことばかりではなく大変なことや辛いこともあるだろう。そんな日常をバンドというコミュニティーの中で音楽を奏でるという共同作業で彩っていく。音楽は人と人をなだらかに繋ぐ魔法なのだ。」

 

音楽プロデューサーの亀田誠治さんが書いた朝日新聞の記事を読みました。

 

亀田さんがゲスト審査員として参加したイベントについて書いたものです。

 

このイベント、「同じオフィスビルに入っているさまざまな企業の社員達で結成されたいわば "オフィスワーカー・バンド“ がこの一年の成果を発表するライブイベント」なんだそう。

 

いいなぁ〜、ゆたかだなぁ〜、と羨ましく思いました。

 

出会いって大事ですよねぇ。

 

人との出会いもそうですが、何かとの出会いも自分の人生に大きな影響を与えます。

 

音楽との出会いが私にとってのそれです。

 

ワタシの場合は出会いが悲惨だったのです。

 

学校の音楽の授業には恨みしかありません。

 

とくに中学校の音楽の授業は悲惨でした。

 

楽しかった!という記憶が一つもないんです。

 

楽器もうまく弾けないし歌も上手じゃないワタシは、

 

音楽というものに劣等感を持ってしまいました。

 

「音楽は苦手」

 

こんなふうに。

 

先生も怖くて親しみを持てなかったのです。

 

おまけに、とんでもない失態をやらかしてしまったのです。

 

クラシック音楽の鑑賞の時間です。

 

あれは、ベートーヴェンの田園だったかな。

 

目を閉じて机に突っ伏して聴いていたワタシはいつしか寝入ってしまったよう。

 

気がついたら、周りに人の気配がない。

 

先生もいない。

 

後ろを振り向くと数人の友達がニヤニヤ、

 

そのともだち曰く、

 

授業が終わって「起立!」って言われても立たない奴がいる。

 

そうしたら、先生が「しーっ」って言ったらしい。

 

みんな、そーっと音楽室を出ていって教室に戻ったのですね。

 

その光景を想像するとゾッとしました。

 

数人の友人が残っていてくれたことがせめてもの救いでした。

 

意地の悪い笑みを浮かべながらでしたが。

 

音楽の時間は4時間目、教室に戻るときはちょうど昼休みでした。

 

みんなこっちを見てクスクス笑ってるし、最悪でしたね。

 

どういうわけか、他のクラスの人にまで知れ渡っていて、

 

廊下の窓からこっちを指さしてクスクス笑っているのを何度も見かけました。

 

ああ、恥ずかしかった。

 

・・・と、こんな具合に音楽との相性は悪かったのですが、

 

その後、いろんな出会いがあって音楽の素晴らしさを知りました。

 

楽器もいくつか挑戦しました、今でも細々と続けています。

 

音楽っていいよねぇ〜って実感してます。

 

子どもの頃にもっといい出会いをしていたら・・・

 

なんて思うこともなくはありません。

 

子どもにとって出会いは大事ですよ。

 

これ、実感です。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 

 

www.asahi.com