『頭のいい人が話す前に考えていること』 を読みました。
この本はどんな本か?
筆者がこんなふうにまとめてくれています。
「本書は、私がコンサルタントとして得た知見を、だれでも、どの業種にでも、どの時代でも役に立つように、プログラムしたビジネス書です。」
追加で、こんなふうな記述も。
「本書にはビジネスシーンだけではなく、『どっちの服がいい?』と聞かれたらときの対応や婚活の男女の会話など、プライベートなシーンでも役に立つ例をたくさん載せました。」
つまり、ビジネスシーンだけじゃなくプライベートでも役に立つよ!ってことです。
そして、読んだワタシの感想は?というと、
良いコミュニケーションはビジネスでもプライベートでも同じだな、というものでした。
ちゃんと考えて話してるかどうか、なんですよね。
「ちゃんと考えて」というところが大事。
話すときに「ちゃんと考えてる人」には、この本には目新しいものはないでしょう。
普段「ちゃんと」考えないで、
いつも「なんとなく」考えただけで話しているな、
と自分で思うようでしたら、一読をお勧めします。
追加ですが、
なんか、「頭のいい人」という表現がキャッチーで、
思わず手に取ってしまいましたが・・・
やっぱり好きになれないこの表現。
惹かれてしまった自分にもちょっと嫌気する。
コンサルって業界でどんなことをやってるのか、知れたからよかったけど。
ただ、
「大切な人を大切にするために、丁寧で知的なコミュニケーションを心がけてください」
筆者のこのメッセージは真摯に受け止めました。
「本当に頭のいい人とは、大切な人を大切にできる人だと思います。」
筆者のこの言葉に100%賛成です。