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本当に参考になるのは不合格体験記

受験生の中には、合格体験記を参考にされる方は多いでしょう。

 

でも、本当に役に立つのは不合格体験記だと思うのです。

 

合格体験記に書かれていることって参考にならないことが多いのです。

 

理由は、合格した人が失敗したことのない人ばっかりだったりするからです。

 

だいたい、合格体験記なるものは後輩たちにアドバイスをお願いしますという形で、

 

学校や雑誌が優秀な人にお願いするわけですよね。

 

合格体験記を書いている人って優秀な人が多いのです。

 

優秀な人って、多くが「普通に勉強していたら合格しちゃった!」という感覚だと思うのです。

 

だから、「学校の勉強だけで十分でした」とか、「予習復習をしっかりやりましょう」とか。

 

当たり障りのないことが多いように思います。

 

しかも、昨今では受験もお金がものをいう世界です。

 

幼児の頃から「なんとかチェレンジ」だとか「なんちゃらサプリ」なんかを買い与えられ

 

コツコツ勉強していた子どもたちが、中高一貫校かなんかに順調に進学し、見事難関大学に合格!となるわけです。

 

幼いころから敷かれたレールの上を素直に走ってきたから合格できました。

 

こんなことを言われてもねぇ、ふつうの人には真似できません。

 

だからね、不合格体験記の方がよっぽど役に立つと思うのです。

 

でも、そんなの見かけないですよね。

 

あったとしても、手に取る気にならないです。だって縁起が悪いですから。

 

しかも、そこから有益な情報を引き出すにはそれなりに見極める力が必要ですから。

 

不合格体験記に書かれたことをそのまま真似しても不合格になるだけです。

 

そこに書かれていることを反面教師にして、では、どうしたらよいかを考える必要があります。

 

そうです、一番役に立つのは、「不合格体験者の合格体験記」なるものです。

 

こういう人は、何をやってはいけないか?どうすれば合格できるか?ちゃんとわかっています。

 

最終的には合格できたわけですから、信頼もできるというものです。

 

学校の先生や雑誌の編集者さま、こんな人に体験記を書かせてあげてください。

 

後に続く後輩たちの参考になること間違いないと思うのです。

 

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