技術革新が起こるたびに、なくなる仕事が話題になります。
『ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち』という本を読みました。
堀江貴文さんが作った本です。
「書いた」とか「著わす」じゃなくて「作った」という表現をご本人が使っている。
そして、タイトルからして「なくなる仕事」の話かと思ったら違うらしい。
堀江さん曰く、「私は、新しいテクノロジーが登場した時に、必ず出てくる「仕事がなくなる」論争にはまったく興味がないし、なぜ人がそのような話をしているのかわかりたくもない」
・・・だそうです。
「ChatGPTをはじめとする生成AIはどんなもので、今後の世の中はどんなふうになるのか、いち早く知っておいたほうがいい。」ということらしいです。
確かに、特に未来を生きる若者にとっては大事なことですね。
「登場するのはnoteのCXOであり、インタラクションデザイナーである深津貴之さん、Voicyの緒方憲太郎さん、起業家の佐藤航陽さん、脳科学者の茂木健一郎さん」
議論というか、それぞれの人がそれぞれの考えを述べている感じです。
ワタシにはピンとこないところがいくつもありましたが、
世界が様変わりするだろうな、とはちょっと想像できました。
ワタシの関心は、この技術革新によって私たち人間が幸せになれるのか?ってことです。
産業革命もそうですし、その後の機械化もそうです。
世の中が機械化すれば生産力が増して、人間がすることが減るのではなかったのでしょうか。
私たちがどんどん楽になり、働かなくて済む時代が来るんじゃなかったのか?
なんか実感がありません。
コンピュータが職場に導入され、便利になったはずなのに、
一日の勤務時間も短くなっていないじゃん!
週に3日も働けば十分な時代が来る、なんて聞いていたんですが、
いつになったらそんな時代が来るのでしょうか?
時間的にも余裕がないし、金銭的にも豊かになったのか実感が持てません。
一部の人が儲けてるってことなのでしょうか?
技術革新が私たち一人一人の幸せにつながることを祈りたい。