ひとは仕事をするのが当たり前ですよね。
子どもを教育する時に、このことを常に意識した方がいいと思います。
人が生きていくにはお金(生活費)がかかります。
生きていくには生活費を稼がなければなりません。
これが基本のはずですが、ちょっと前は当たり前ではありませんでした。
女性にはこの基本が当てはまらなかった時代が長く続きました。
専業主婦という存在です。
夫や子どもの世話をすることが主に求められ、外で働くことは免除されました。
これが常識だった時期が長く続きました。(未だにこういう考えの人もいるかも)
こういう時代があったから、女性が当たり前に仕事をするのにまだまだ障壁があります。
仕事と結婚・出産が両立するのか?――この問題が女性にだけ付きつけられるという現実が。
朝日新聞の「ひと」欄にJALで女性初の大型機機長になったパイロット・長谷川千春さんが紹介されていました。
彼女は3人の子を育てながら乗務をしています。
「仕事と結婚・出産は両立できるか?」と、内定者や若手女性からよく聞かれるそうですが、
答えは、「もちろんだよ」。
もう一人、池田きぬさんの本『死ぬまで、働く。』を読みました。
この方は、97歳ですが、現役看護師としてサービス付き高齢者向け住宅(いちしの里)で働いています。
お二人が同じことを言っているのでビックリしました。
それが――気分転換です。
「渡航は気分転換になる」「いちしの里に行くのが、いい気分転換になっています」
人には、ワークライフバランスが大事ってことですね。
生活はもちろん大事です。
そして、仕事を持つってことは、社会と関わっているってことだから、とても大事。
これは、男も女も同じです。
男女を問わず、人には仕事も生活も両方大事なのですよね。
「わたしも男の人と同じように働けますか?」と、年少の女の子に聞かれたら、
「もちろんだよ」って答えたいです。