なぜ学ぶのか?
それは、学ぶことで自由になれるから。
どのように学ぶのか?
人と出会い、本を読み、旅をする。
『なぜ学ぶのか(小学館YouthBooks)』に書いてありました。
ワタシもそう思っていたのでうれしくなりました。
この本を著したのは出口治明さんです。
立命館アジア太平洋大学の学長さんです。
「学ぶ」とは、学校で良い成績をとることとは無関係です。教科書に書いてあることを覚えることではありません。学校は行きたくなければ行かなくてもいいのです。ただ「学び」そのものはやめないでいただきたいと思います。「学ぶ」ことは、生涯にわたって人生を豊かにしてくれます。(本書より引用P.16)
本の「はじめに」に書いてあった著者のメッセージです。
人から学ぶのは、その人の「思考の型や発想のパターン、問いの立て方」です。
本から学ぶのも同じ、本は手っ取り早いうえに「当たり」が多いですからね。
「悩みの答えのほとんどは本に書いてある」と筆者が言うとおりです。
旅は実体験ですから、かけがえのないものです。
失敗も貴重の体験になります。
筆者がご自身の病気のことも含めて、人生を概観して語ってくれています。
「常識を疑ってください。
そのために学び、自分の頭で考えてみてください。
空気など読まずに、自分の思うようにやってみてください。
ただ一度の人生を悔いなく、わがままに過ごしてください。」(本書よりP.205)
今、学び真っ最中のすべての若者に贈りたい言葉です。
そして、本の最後のメッセージは「変人たれ」
変人たれ!