子どもが「学校に行かない」と言い出したらきっと大混乱だろうと思います。
この国では「学校に行かない」と決めた瞬間から、子どもの居場所が自分の家(部屋)だけになってしまう。
それは、子どもにとっても恐ろしいことだが、親にとっても一大事なのです。
不登校になる子どもが増えた今では、フリースクールや適応教室も各自治体にあるようです。
しかし、子どものメインストリームは依然として学校に行くことです。
「学校に行かない」という道は、いまだ茨の道なのだと思います。
その不安は当の本人と親でないとわからないのかもしれません。
川崎市にある「フリースペースたまりば」という存在を知りました。
ここにもう一つの道があった、と思いました。
「学校や家庭・地域の中に居場所を見出せない子どもや若者およびその保護者とともに一人ひとりが安心して過ごせる居場所をつくっていきたい」(H・Pより)
こんな思いを持った団体で、
「川崎市生涯学習財団と「川崎市子ども夢パーク共同運営事業体」を結成し、フリースペースえん・川崎市子ども夢パークを管理・運営」しているそうです。(H・Pより)
ここの子どもたちが、実に個性的で生き生きしているのにびっくりしました。
ひとり一人を認め互いを尊重しながら人間関係をつくっていく
そんな、本来は学校でやらなければならないような人間関係作りを、
そのメインストリームから外れて初めて可能になるなんて、なんとも皮肉です。
ここの子どもたちは、確実に何かをつかんで成長していくでしょう。
全国に、こういう場所があふれるようになればいいのにと切に願います。
ワタシもできることをやっていきたい!
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