スリランカ女性が入管施設で死亡するという事件がありました。
そして、女性が亡くなる直前の映像を遺族が公開しました。
「きょう死ぬ」
「病院、持っていって。おねがいします」
入管職員への、こんな哀願が映し出されます。
懇願する女性を前に職員が笑っている場面も。
この光景に言葉を失ってしまいました。
このことに関連して、3月3日の朝日新聞の天声人語にはこんな言葉がありました。
権威体勢に取り込まれた人間は「自分の行動に責任をとらなくていいと考えるようになる」
心理学者のスタンレー・ミルグラムの言葉だそう。
「その無責任さが密室での残酷な行為につながるというのだ」と、筆者は語ります。
自分がその立場にいたらどうするだろう?と考えます。
学校で放火騒ぎがありました。
すぐさま、全校生徒が体育館に集められ、
教職員は別室で善後策を協議です。
生徒の持ち物検査をしましょう。
皆、口は重く発言はまばらです。
賛成の意見はあっても、反対意見は出ません。
大勢は、持ち物検査をするということに大きく傾いています。
こんな状況下、あなたならどうしますか?