ロシアによるウクライナ侵攻から1年だ。
「進軍エリアを色分けした地図を見るうちに、いつのまにかこの戦争を高みから眺めようとしている自分に気づき、恥じ入ることがある。」
ワタシも同じだ。
「世界のリーダーたちは何をしてるんだ?」
「国連がその機能を果たせなくなってるのが情けない。」
「日本の政治家たちは存在感が全然ないじゃん」
こんなふうになってる自分に気がついて嫌気がさす。
こどもたちに言われるぞ、きっと。
「そのとき、あなたは何をしていたんですか?」って。
そうかといって、ワタシのような一介の人間に何ができるというのか?
今朝、ラジオから流れた曲を聞いてドキッとした。
忌野清志郎が歌う「花はどこへ行った」だった。
心にしみた。
調べてみたら、この歌はウクライナに関係があると知った。
ずっと昔にたくさん聞いたことがある。
そうだったのか、この歌が反戦歌として知られるようになったのは、
ベトナム戦争のときに人々がこの曲を繰り返し歌ったからだったのか。
いま起きている戦争のことを考えると、
考えても話をしても、戦争を止める打つ手なし!・・・・と。
そこからは思考停止。
目を閉じてしまえば平穏な夜がそこにはある。
他人事と片付けてしまうことができるワタシなのだ。
この地球のどこかで戦争が起きている事実はかわらないのに。
「もうやめよ~ょ」「やめよ~、やめよ~」「せんそうなんかやめよ~ょ」
立場もプライドも捨てちゃって、生身の人間として
世界中の人がこんなふうに口々につぶやいていったら、何かがちがってくるかなぁ
今、この歌を自分の周りの人に聞かせてあげよぅ。
そして、理屈抜きに「せんそうなんか、もうやめよ~ょ」