ふるさと納税額が過去最高だったそうです。
制度が始まった平成20年度と比べて100倍を超えたとか。
この制度に「なんだかなぁ?」と思っていたワタシでさえ、
ついに去年、手を染めてしまったくらいですから。
過去最高になったと聞いて、「そうだろうな」と頷けます。
『ふるさと納税に東京都が「反対」』と、新聞各紙が報じていました。
他の自治体からも見直しを求める見解が出されているようです。
そこに住む住民のために使う税金が、よそに流出してしまうのが問題だとか。
応援したい自治体に寄付をするっていうのが本来の目的だったのでしょうが、
現状は、「税金の控除が受けられる通販」のような存在に成り下がってしまっています。
この制度によって、ずいぶん助かっている自治体もあるのでしょうが、
全体的に見ると、褒められるような制度にはなっていませんよね。
正直なところを言ってしまえば、
ワタシがふるさと納税を始めたのも、「やらなきゃ損!」と思ったからです。
はっきり言って返礼品が目当てです。
この制度じゃ、寄付文化も根付かないと思いますよ。
どこまでも損得で動くのか?ってちょっとイヤなんですが、
背に腹は代えられないので、この制度が続く限り利用させていただきます。
浅ましくてすみません。