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才能ある若い人が教職につかなくなる国の悲劇

ついに教員不足が現実になりつつありますね。

 

あっちこっちの自治体で教員不足が問題になっています。

 

2021年度採用の公立小学校の教員採用試験は倍率が過去最低だったそうです。

 

受験者数の減少は止まりません。

 

ワタシが学生だった頃には考えられない事態です。

 

将来少子化の影響で採用数は減少し、希望しても教員にはなかなかなれないだろう。

 

教師への道はこれからは狭き門になるって言われていたのに・・・。

 

文部科学省も慌てて、#教師のバトンなるものを立ち上げました。

 

教師の魅力を伝えようというプロジェクトだったようですが、目論見は外れました。

 

過酷な仕事環境ややりがい喪失ばかりがクローズアップされて、

 

文部科学省も9月17日の投稿を最後に、さじを投げた格好です。

 

ワタシの周りでも教育に興味があってセンスもいいのに、

 

「教師にはならない」とはっきり言う若者が何人もいます。

 

教師の魅力は十分わかっているのに、環境が悪すぎるからです。

 

こうなると、この先が恐ろしいです。

 

アメリカでも教員の待遇が悪いことは知られていますが、日本はさらに悪い感じです。

 

被害が及ぶのは子どもたちです。

 

ただ、教育の劣化はすぐには目に見えませんから厄介です。

 

しかも、一度壊れると修復には困難を極めます。

 

気概と才能のある教員が残っていないからです。

 

アメリカの教育で思い出すのは映画『フリーダム・ライターズ 』ですね。

 

知名度が高くないのかなぁ? 知らない人がいるみたいですが、秀作です。

 

実話に基づく映画なので説得力もあります。

 

子どもには、こういう教師が必要です。

 

教育に金をかけない国、教師を大事にしない国の将来は知れています。

 

子どもたちのためには、まだあきらめきれませんが。

 

参考にした記事はこちら↓

sukusuku.tokyo-np.co.jp

 

 

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