モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

大人が若い人に教えなければならないことってなんだろう

本屋で、図書館で、本を眺めるのが好きなんです。

 

時間があるときは、書棚と書棚の間を背表紙を眺めながらただただ歩きます。

 

向こうから手招きしてくれるような本もあるかと思うと、

 

「近寄るなよ!」と言わんばかりに、ワタシを拒むような本もあります。

 

そんな中で、目に入れば必ず手に取ってしまう本もあります。

 

岸見一郎さんの本も、そんな類いの一つです。

 

そして、ワタシにとってはハズレということがない。

 

本を読むときは付箋をしおり代わりにしています。

 

気になった箇所にはペタッと貼り付けて、

 

一通り読み終わった後に、付箋の箇所を再読します。

 

数えないで生きる 』を読みました。

 

読み終わって見ると、おびただしい付箋の数に少々まいります。

 

「どれだけ岸見さんが好きなんだ?!」って、ひとり突っ込みです。

 

アドラーの色濃い岸見さんですが、

 

この本は、岸見さんのエッセイ的な感じもあります。

 

成功や幸福をめぐる考察って感じもします。

 

アドラーだけじゃなくて、加藤周一、神谷美枝子、西田幾多郎三木清森有正など、

 

先達の言葉が多数引用されているので、岸見さんの思考の跡が辿れてたのしい。

 

「人生において何が重要なのかを考え始めると、その後の人生は大きく変わらないわけにいかない。」

 

「人生の意味はあなたが自分自身に与えるものだ」(アドラー

 

人生の意味・・・、それは何か?

 

「成功しなくても、幸福でありさえすれば他に何もいらない。」

 

「生きているだけで、自分に価値があることを知ること」

 

「過去も未来も手放し、『今ここ』を生きること」

 

この3つを考察の緒に、人生の意味を考えてみます。

 

あなたが、「生きる意味を問わないでは生きていけない」人だったら、

 

この本はいいかも、です。

 

 

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