「ほめない」「叱らない」が子育ての基本だな。
岸見一郎さんの『泣きたい日の人生相談 』を読んで改めて思いました。
ほめたり叱ったりしてはいけない理由は、
子どもが自分に価値があると思えなくなるからです。
ほめるかほめないかは、親の基準で決まるわけですから、
ほめられない子どもは自分を過小評価するようになる。
自分に価値がないと思ったら、何をするにも意欲を持てない。
人間関係においてもチャレンジする気を失う。
しかも、ほめるも叱るも親の基準ですから、
子どもは自分ですることの価値を自分で決められなくなります。
親の顔色をうかがう子どもになっちゃいます。
では、「ほめない」「叱らない」子育てを実践するにはどうしたらよいか。
「対等に接する」ことです。
「しかる」「ほめる」は上から目線です。
必ず上下関係が発生します。
親は子どもを自分に依存させ、自尊心を満たそうとしている。
「子どもを自分に依存させて、優越感を抱きたいと思っている」
「子どもが自分のいうことを聞き、子どもの行動を評価できれば、嬉しくてたまらないのです。」
この指摘は痛い。
子どもと対等に接する。
これを子育ての基本に置きたいが、
難しいなぁ( ;∀;)
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