『子どもの放課後にかかわる人のQ&A50:子どもの力になるプレイワーク実践(遊ぶ・暮らす)』を読んでいたら、「子どもから暴言を吐かれます。どうしたらよいのでしょうか。」という質問がありました。
この本はその名の通り、子どもの放課後にかかわるすべての大人に子どもたちへの対応の仕方をアドバイスするものです。
世話をしてくれる人に向かって「死ね」「うざい」「キモイ」と暴言を吐く子どもがいますね。
幼児が「バカ」とか言うくらいなら、こちらも傷つく度合いも軽いのですが、
高学年の子どもに「バーカ」なんて言われるとそれなりに傷つきます。
ましてや、これが高校生だったりした時には言われたこちらは立ち直れないくらいショックです。
こんな時、あなただったらどんなふうにリアクションするのでしょうか。
感情的になって対等に喧嘩を始める。「もう一度言ってみろ!コノヤロー」とかなんとか。
上から目線で押さえつける。「大人(親)に向かってなんて口をきくんだっ!」とか。
あるいは、「傷つくわ~」ってショックを隠せない。
子ども(高校生を含めて)と関わる大人(親・先生・施設職員など)はたいへんです。
大人相手の仕事だったらこんな場面に遭遇することは滅多にないでしょう。
対応しだいでその後の関係性が左右されるので深刻です。
普段から子どもをしっかり見て、理解しようとする心構えを持たないと子どもの相手は務まらない。
子育ては修行だ!ってつくづく思います。