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無謀な英語教育でこどもが壊れてしまう

英語嫌いが増えている。

 

 

小学校に教科として英語が導入されてから英語嫌いが増えているそうです。

 

 

「英語の学習が好きではない」と回答した小学6年生の割合が、

 

 

23.7%(13年度)⇒ 31.5%(21年度)、文部省の調査結果です。

 

 

そら、みたことか!

 

 

英語教育を始めるのは中学校からで十分と思っていたので、

 

 

この記事を読んで再確認できました。

 

www.dailyshincho.jp

国の政策に任せていたら、こどもが壊れてしまいますよ。

 

 

記事の中でとりわけ目を引いたのは、ここです。

 

 

「日本人が『使える英語』を習得するにはそもそも生半可なやり方では無理である。」

 

 

アメリ国務省には、外交官など政府職員向けの外国語教育機関である「語学学校(SLS)」があります。同校の研究によると、外交官のようにモチベーションが高く高度な教育を受けた人であっても、優秀な教員が1クラス4人程度を教える超少人数教室で一日中、語学の勉強に励んだところで、「超困難な言語」に区分される日本語(他には中国語、韓国語、アラビア語)で「仕事に使えるコミュニケーション力」を習得するには2200時間の集中訓練が必要だとされています。その上、半年程度の留学が推奨されている。英語話者にとって日本語の習得がいかに難しいかを物語っています。

 

 

日本語ネイティブの日本人が英語を習得するのが簡単でないことが推察されます。

 

 

学習の成果を上げるためにはモチベーションが大事です。

 

 

イヤイヤやったところで英語の力が付くはずがありません。

 

 

英語嫌いになるだけです

 

 

それだけに留まらず、他の意欲にも影響するでしょう。

 

 

この国の英語教育政策は、まともとは思えません。

 

 

一部のエリートは育つかもしれませんが、あまりにも犠牲が多すぎます。

 

 

英語を学ぶのは、中学からでも遅くない。

 

 

その前にやることをやっておきたい。

 

 

「深い思考力と鋭い感性は、母語で磨かれます。」

 

 

記事の中のこの言葉に同感です。

 

 

母語のしっかりした土台があってこそ、外国語運用能力が威力を発揮します。

 

 

親がその辺りのことを理解して、こどもを守ってやらなくては

 

 

こどもが壊れてしまいます。

 

 

この国での子育ては、ほんとうに疲れる。

 

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