ささやくの
姿見せるのよ
自分になるの
寒くないわ
うそみたいね
もう自由よ
試したいの
そうよ
変わるのよ
飛び出してみるの
流さないわ
もう決めたの
これでいいの
一部分を書き出しただけですが、これだけ見てもわかりますよね。
これ、映画「アナと雪の女王」の主題歌「ありのままで」の歌詞です。
大ブームでしたから、たくさんのこどもたちが歌っていましたね。
そのこどもたち、映画の原題が”Frozen”で主題歌は”Let It Go”だということを知っているのでしょうか。
”Let It Go” というタイトルくらいは知っているかもですが、英語の歌詞まで知っているこどもは少ないかも。ふと、そんなことを思いました。
この歌は日本語で歌うか、英語で歌うかで、大きく印象が違ってくるように感じます。
歌詞が全然違うからです。
この歌を男の人が歌うのは抵抗がありますね。映画でも女性がうたう設定ですから問題ないようですが、果たしてそうでしょうか。
英語の歌詞を見るとこの歌の印象が全然違ってきます。女性を感じさせる部分は極端に少ないです。ワタシが見たところ、queen とgirl の2つの表現しかありません。
吹き替えの日本語って、性差が際立ちます。
歌ひとつをとってみても、日本のこどもたちが受け取るメッセージは英語の世界のこどもたちが受け取るメッセージと違うように思えます。
英語で歌うか日本語で歌うかで、こどもたちの心に残るものが違ってくる。
女性の社会進出がなかなか進まないのもこんなことが影響しているのかも、なんて考えるワタシは考えすぎ?