もう「本を読め」とも言えない。
こんな記事をネットで見かけました。
「前後の関係も何も気にせずに、その切り取られた15秒だけを楽しんでいる人間に、文章を読んでその奥にあるものを想像することは難しいというか、そんなことしようと思ったことがない・・・」(記事から引用)
「長時間何かの中にぐっと入り込むという体験ができないという問題がある」(記事から引用)
高校生が普段接しているものってネットの世界の文字や動画。
そのどれもが極端に短いものばかりだというのです。
映画だって、ドラマだって倍速で見てしまうご時世ですからね。
本をじっくり読むなんて、もう時代に合わないことなのかも。
映画なんか、内容がわかればいいというものではないですよね。
台詞のないところだって、その長さの間が大事なのですよね。
その間を味わうことができない、しない人が増えているというのは、
なんとも悲しいことです。
「本を読んでみて!」なんて、望むべくもありません。
ワタシが心配することではないのかもしれませんが、
本を読まない人が増えてきたように感じます。
読む人は読むが、読まない人は読まないという2極化が際立っています。
本って、人生を知るには手っ取り早い方法なんですよね。
高校生くらいの若者って悩みが多いはずなんです。
何かわからないけど不安だったりモヤモヤだったりを抱えている。
無気力だったりイライラしている若者もかなりいます。
それって、あなただけじゃないよ。
ほら、ここにも同じ悩みを抱えている人がいるよ。
そうやって、本の世界を見せてあげたいのですが・・・
読み進める国語力が身についていない。
この事実に愕然とします。
参考にした記事こちら↓