「血液型、何型?」
この話題って便利ですよね。
特に、あまり親しくない段階での飲み会の話題なんかには持って来いです。
何が始まるか?って。
血液型による性格診断ですよ。
「O型は大雑把、A型は几帳面で、B型は自分勝手で、AB型は変わり者・・・」
日本人なら、これくらいのことはみ~んな知ってますよね。
これ、「子どもにいちばんしちゃダメな話」ってカズレーザーさんが言ってた記事が目に留まりました。
「『血液型で性格が決まる』みたいなバカみたいなバイアスを子どもにかけるのはかわいそうですよ。」
ワタシも、これ怖いなぁって思うんです。
自分自身、血液型による性格診断の信奉者ではありません。
どちらかというと、ちょっと「まゆつば」で見てるって感じです。
それでも、自分の中に擦り込まれているのを感じます。
何かあると、「自分はそういう性格だから」と自分に言い訳している自分がいます。
そのときに思う自分の性格って、血液型性格診断が多分に影響していないか?
ふと、そんなふうに思うのです。
幼い頃から慣れっこになってしまっていますからね。
でも、これって自分の性格をステレオタイプに押し込めて、納得しているだけだったりして。
失敗などの反省に、うまく使っているうちはいいのですが、
何か行動を起こすときに、血液型診断による性格を当てはめて、
「自分には向いてない」なんて判断を下していたらもったいないですから。
子どもには、自分自身の性格にこんな先入観を持ってほしくないです。
「血液型で性格が決まる」なんて思ってほしくないのです。
そもそも、血液型による性格診断は科学的根拠が曖昧です。
日本ではメジャーな考え方ですが、他の国では〔一部を除いて〕そんなに信じられていません。
血液型は特定の病気につながっているというのは確からしいので、
自分の血液型を知っていて、気をつける必要はありそうですが、
血液型と性格を結びつけることは、子どもにはでデメリットが大きいと思います。
他の人と接する際にも、決めつけや差別につながることも心配ですからね。
血液型性格診断がお好きな方には申し訳ないのですが、
やっぱり、子どもからは遠ざけておきたい話題かなって思います。
参考↓