子どもに勉強させるために、競争心を煽る大人がいます。
競争こそが人を鍛えると思っている人は多いみたいです。
そう思って、周りを見渡してみると競争ばかりのような気がします。
学校でも会社でもスポーツでも・・・
競争をすべて否定するつもりはありませんが、
こと勉強に関しては、競争を持ち込むのはやめてもらいたい。
『勉強が面白くなる瞬間』にも書いてありました。
「ライバルはやる気を吸い取る吸血鬼」だと。
お子さんをやる気にさせるのに、競争させるのはやめた方がいいです。
ライバルとの競争で期待されるやる気は一時的なもので、副作用の方が大きいと。
他人と比べだすと苦しいだけです。
勉強の面白みを味わうことなんかできません。
親の影響なのでしょうか、テストの点を他人と比べる子どもが多いですね。
こんな若者を見かけると、ワタシはこう言うことに決めています。
「比べるなら他人じゃなくて過去の自分にしよう」
きのうより長く勉強できた。
今日は集中して勉強したぞ。
前回のテストより高得点が取れた。
努力がそのまま力になります。
この積み重ねこそが成長を自覚させ、自信につながるのだと思います。