「勉強はおもしろいですか?」って訊かれたらどう答えますか?
「おもしろい」って答えられたら幸せ者ですね。
「おもしろくない」って答える人の方が多いような気がします。
これがゲームだったら、「おもしろい」でも「おもしろくない」でもどちらでもいいのですが、
こと、勉強に関してはそれでは済まないように思います。
「おもしろくない」と思っていても「しなければいけない」というプレッシャーがあるからです。
本来、勉強って面白いものなんですよね。
でも、多くの人がそれに気づいていないのが現実なのかも。
勉強が面白いって気づくまでには相当な労力が必要だからかもしれません。
それには、勉強する意味や理由をしっかり認識しないと堪えられないんですよね。
なぜ勉強するのか?さえわかってしまえば、どうやって勉強するのかは自然に見つかる。
これが、この本『勉強が面白くなる瞬間』のコンセプトかなと感じました。
書店に行ったら平積みになっているのを見かけました。
本国の韓国では50万部のベストセラーで、日本でも話題になっている本みたいです。
「読んだらすぐに勉強したくなる究極の勉強法」とか表紙に書いてありました。
どんなことが書いてあるんだろう?と興味はありましたが買うのを躊躇しました。
学生時代なんぞ、疾うの昔のワタシにとって「今さら」感が強くて、ね。
しかし、何日もしないうちに目の前に現れたものですから、読ませてもらいました。
この本には勉強するための心構え、姿勢、マインドみたいなものが書かれています。
「勉強しなければならないけど、なかなか取り組めない」と悩んでいる人には助けになるかも。
「こどもに勉強してほしい」と思ってる親がこの本をプレゼントする気持ちもわかります。
受験のプレッシャーが子どもに重くのしかかる韓国でこの本が生まれ、ベストセラーになるのもわかります。
日本でもまだまだ勉強を「つまらなくてもするものだ」と捉えているところがあります。
本来は、勉強は面白いものなのですよね。
そう思える大人がたくさんいるところで育てば子どもは自然とそれを知るでしょう。
大人こそ、この本を読んで勉強し直して、こどもに伝えましょう。
「勉強は面白いよ」ってね。