「100点なんて目指さなくてもいい」
ご自身の小2の娘さんにかつて言ったそうです。
慶応義塾大学の川原繁人教授です。
その記事を読んで共感しました。
ワタシも常日頃から思っていたことがあったからです。
それが、「テストの満点はどうして100なのか?」ってことです。
20点満点の小テストや大学入試共通テストのように、
一部の例外はありますが、
テストの満点は100と、だいたい相場が決まっています。
ワタシはこれに大いに疑問なのです。
そもそもテストに点数をつけるということは、先生側の都合じゃないですか?
児童や生徒にとっては正解できたかどうかが大事なことのはずです。
それに点数をつけるのは評価をする先生側に都合がいいからじゃないですか。
つまり、点数をつけるのは評価のためなのですよね。
だから、児童や生徒の方は点数ばかり気にしてしまうんじゃないですか。
本来、「できたか?できなかったか?」が大事なはずなのに。
しかも、100という数字がわかりやすすぎるんですよね。
100点満点のテストで満足できるのは100点を取った児童・生徒だけです。
90点だって10点足りないということを意識させられる。
ましてや、20点しか取れなかった児童・生徒はどんな気持ちになるか?
テストがある限り、常に「何点足りないか?」ということを意識させられるわけです。
これって精神衛生上、よくないのではないかってずっと思っていました。
こどもに劣等意識を持たせてしまうだけじゃないかと。
先生方が評価のために点数をつける必要があるかもしれませんが、
それは最小限にしてもらいたい。
児童・生徒の理解度を確かめたいだけならば点数をつける必要はないと思います。
先生方に言いたいっ!
「安易にこどもたちに点数をつけないで!」
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