学生時代に戻りたいなぁって思いますよ。
学生時代に戻りたくない理由があるとしたら、それは唯一、テストです。
学校を卒業して、試験から解放されて清々してます。
何の疑問にも思わなかった試験ですが、どうしてあるんですかね?
学生のときは考えてもみなかったことですが、今思うと疑問です。
アレは学生のためじゃなくて先生のためにあったのですね。
そう考えると合点がいきますよ。
試験があるおかげで、「試験に出すぞ!」とか言って、先生はエラそうに振舞えます。
「ハイ、今日は抜き打ちのテストをします!」「えーっ」なんて、学生時代の定番でしょ?
マジな話、試験がなければもっとのびのびと勉強ができたのではないかと思うのです。
現に、北欧の国では試験なんて存在しない学校があるというじゃないですか。
試験をしなくても、生徒の学力はちゃんとわかっているのが先生じゃないですか。
日本の先生は手抜きしてる、と言われても仕方ないです。
もっとも、日本の学校は生徒が多すぎて、ひとりひとりの生徒を丁寧に見ていられないという事情もありますが。
それだからと言って、試験で実力を測るなんて安直です。
貧弱な教育のツケを生徒に払わせてるようなもんです。
そして、先生はそのうえに胡坐をかいているようなもの。
おまけに、意味わかんないのが平均点です。
「このクラスの平均点は62点」なんて、先生が言ってたでしょ。
当たり前すぎて、なんとも思わないかもしれませんが、それこそ問題です。
だって、こんなことの繰り返しで、私たちは人と比べることに慣れっこになっちゃいました。
常に、クラスの中で自分はどのくらいの位置にいるのか、気になります。
それって、平均点のせいだったと思いませんか?
試験のたびに、先生が「平均点、平均点」って云うから、当たり前になってしまったんです、きっと。
この問題は根深いと思いますよ。