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とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

「勉強しなさい」は、効き目があるか?

勉強しないわが子を見ていると、つい「勉強しなさい」という言葉が出てきます。

 

勉強しないわが子を前にして、「勉強しなさい」を言わないでいられる親はどのくらいいるでしょうか。

 

しかし、この言葉はあまり効果があるとは思えません。

 

「勉強しなさい」と言われた子どもが素直に従っているのを見たことがありません。

 

もし、これを言われて「はい」と従っているようだったら、その子に問題ありです。

 

完全に親に支配されているからです。

 

自分で勉強する面白さや必要性を理解していたら、「勉強しなさい」と言われる前にしています。

 

親がこのフレーズを使うのは、わが子が一向に勉強しないからですよね。

 

こんな子に向かって「勉強しなさい」と言っても従うはずがないのです。

 

だから、親の方もどんどんテンションが上がって、恐くなるんですね。

 

この辺で力関係が働きだして、それによって親に従うか反抗するかの分かれ道です。

 

わが子が反抗し出したら、親は困ってしまいます。

 

でも、それよりも恐ろしいのは、従ってしまう子どもです。

 

一見、うまく行ったように見えますが、これは親が子どもを支配した状態です。

 

このままずっとうまく行ったら、その子は主体性のない大人になってしまいます。

 

将来、「自分は何のために生きているのかわからない」なんてことになる可能性大です。

 

前者は支配がうまく行かなかったということ、後者はうまく支配できたという状態。

 

親子関係が支配・被支配の関係なのでどちらも穏やかではありません。

 

子育ては、子どもの自立を助けること。

 

子どもが、自分の力で生きて行けるようになるのをサポートすることです。

 

このことを見失うと、親も子も一生苦しむことになってしまうかもしれません。

 

この記事↓ を読んでそんなことを思いました。

president.jp

 

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