モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

「じぶんのことはじぶんできめる」

自分のことは自分で決める。

 

あたりまえのことなんですけどね・・・

 

これについては、多くの人が異論はないと思うのですが、

 

わかっているはずの人でも、個々の問題になると意外や意外、

 

他人の問題にズカズカと入って行ってしまったり、

 

自分の問題に首を突っ込まれて困ったりしているケースは少なくありません。

 

これは、親子などの極近い関係でも言えることです。

 

関係が深ければ深いほど問題も深刻になることがありますね。

 

以前に紹介した、『母という呪縛 娘という牢獄』なども正にコレでしょう。

 

”私”が生きやすくなるための同意』を読みました。

 

こんな経験はありませんか?

 

「整列乗車に強引に割り込んできた人に、イラッとした人」

 

「極度に優柔不断で周囲に迷惑をかけている人」

 

「ママ友の強引な誘いに困惑した人」

 

「親に進路先を勝手に押しつけられて、やるせない気持ちになった人」

 

「友だちから『きみって、空気読めないね』って言われたことのある人」

 

「上司に無理やり仕事を押しつけられて、嫌な思いをしている人」

 

「職場や学校の『謎のルール』に翻弄されている人」

 

これらみんな、同意と関係があるんですね。

 

「はい」と「いいえ」がうまく伝えられるようになるとずっと生きやすくなりそうです。

 

この本では、自分の領域を「ジブン号」(自分専用の乗り物)、他人の領域を「タニン号」と名付けて、わかりやすく説明してくれています。

 

ジブン号の扉は閉まっていて、自分だけがコントロールできるんですね。

 

そして、ジブン号の中には鍵のかかったスーツケースが積まれているんです。

 

その中には、小分けにされた袋がいくつも詰まっているのです。

 

「財産」の袋だったり、「個人情報」だったり「時間」だったりします。

 

他人を車に乗せたとしても、袋まで開けることをオッケーしたわけではありません。

 

これ、みんな「同意」の問題だというのです。

 

自分の領域に他人を踏み込ませないためにも、

 

他人の領域に踏み込んで迷惑をかけないためにも、

 

「はい」と「いいえ」がちゃんと言えることが大事なんですね。

 

 

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