「こんなことでもなければ、沖縄なんて行かないだろう」
その時こんなんふうに思ったものですから旅行先は沖縄に決めました。
人生のビッグイベントでした。
そのときは沖縄のことなんかろくに知らず、
「南の島でのんびりできる」くらいの軽い気持ちでした。
同じ日本だし、セキュリティの心配もないし・・・
白浜のビーチでのんびりと南国気分を味わって・・・と。
そして、旅行終盤で本島南部を訪れました。
旧海軍司令部壕、ひめゆりの塔、摩文仁丘、県立平和祈念資料館・・・
衝撃でした。何も知りませんでした。沖縄の印象が変わりました。
そのとき以来、沖縄のことを知ろうと努力するようになりました。
今回、一連のひろゆき氏の騒動?のおかげでその気持ちがますます強くなりました。
興味を持った記事はこちらです。
この記事を読んで、「本土優先、沖縄劣後」という構造的差別のことを知りました。
沖縄への基地集中を選択しているのは沖縄の人たちではないんですよね。
沖縄に基地を押し付けているのは本土の人々だってことです。
ワタシもその「加害者」のひとりです。
このことを忘れて「沖縄の人のやり方がおかしい」とか「下手だ」とか言えない。
「沖縄の基地問題は日本全体の問題であって、その負担軽減のための方策は国会で決めるべき」と、ひろゆきさんも言っているとか。
まさにその通りだと思います。
記事の中で安里さん(司法書士・「辺野古」県民投票の会元副代表)が提案しています-
「辺野古の基地建設について沖縄が対案を出すのではなくて、『沖縄基地縮小促進法』などを国会で作り、国が責任をもって積極的差別是正をするように求める運動」
「批判に終始するだけではなく、また寄り添うことを表明するばかりでもなく、当事者として沖縄が置かれた差別構造を是正する実践」
ワタシにできることって、沖縄の基地問題を他人事にしないで自分亊として当事者意識をもつこと。
そして、差別構造を是正するよう求める運動を進めることなんだなぁ。
『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』という本を読んでみたいと思います。