テレビを見ていたら、タレントのりゅうちぇるが言っていました。
そうなんですよね、人生に効率よいとか悪いとか関係ないんですよね。
これ、聞いて思い出したんですけど、
ワタシ、大学生の頃に友達から「効率悪い」って真顔で言われました。
その友達は、付属校からの進学組で高校からの仲間内でも優秀だったみたい。
勉強もできるし、趣味で音楽やってるし、端から見ていてもスマートに見えました。
彼から見たら、ワタシなんて「効率悪い」ってことになるのでしょうね。
そもそも、大学に入るのに廻り道をして相当な時間を使い、
大学に入ってからも、将来の仕事にはつながりそうもないことに首を突っ込み、
彼から見たら、「何やってるんだ?この人は?」って感じだったのでしょうね。
でもね、りゅうちぇるが言うとおりだと思うんです。
ワタシも人に言うんです、「そんなに急いでどこに行くのか?」って。
人生、急いだって、行きつく先は「死」じゃないですか。
生まれてから死ぬまでが人生です。
道がずっとそこまで続いているなら、真ん中を最短で通るのが効率的です。
でもね、それじゃぁつまらないと思うんです。
ワタシは、道幅いっぱいにあっちに行ってはぶつかって、
方向替えて、またぶつかって・・・
こんなふうに、道幅いっぱいに歩いて行けたらおもしろいんじゃないか?と。
だから、人と同じペースで歩けていない人を見ると、「いいじゃん!」って思います。
大学落ちても、留年しても、転職しても、人から何年遅れても・・・
人生は先を急ぐ旅ではありません。
「そんなに急いでどうすんの? その先は死が待ってるだけ、死に急ぐことはないよ」
どうせ一度の人生だから、味わい尽くしたいと思います。