学校が規則にうるさいのは、社会が抑圧的だから。
こんな話をどこかで聞きました。
社会に順応できるように、学校で練習をさせているのだそうです。
そう言えば、こんなセリフをよく聞きます。
「そんなんじゃ、社会に出てやっていけないぞ!」
なんか、日本の社会って夢も希望もないじゃないですか?
だからでしょうか、毎年行われる「幸福度調査」で、
日本は順位が下の方ですよね。
先進国の中では最下位じゃないですか。
子どもが、大人になりたくないって思っても不思議じゃないです。
大人になることに、希望が持てないですから。
学校でも会社でも4月によく聞くセリフは「早く慣れて」です。
新入生や新入社員も、そして彼ら彼女らを迎える方も、よく使います。
「新しい環境に早く慣れて、会社のために頑張りたい」
百歩譲って、会社はそれでも良いとしましょう。
でも、学校でこのセリフを耳にするとモヤモヤです。
「早く学校に慣れて、学校の一員としてがんばります!」と言われると、
「いえいえ、慣れる必要はありません。学校は利用するところです。」
「自分の成長のために、学校を大いに利用してください。」と言いたいです。
こんなことを言うと、大人の方々に叱られそうな気もします。
でもね、若者は賛同してくれるのではないかと思うのです。
そろそろ発想を変えないと、日本だけ世界から取り残されてしまいそう。
せめて、夢を語れる社会であってほしいです。