モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

旅に出て久しぶりに味わったこの感覚

ちょっと旅に出てきました。

 

「予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず」

 

・・・なんて気分ですか、ね。

 

ご存知、松尾芭蕉の「奥の細道」の一節です。

 

中3の時の国語の先生に感謝です。

 

先生に、暗唱させられたおかげで、深い味わいを楽しめています。

 

ホントに短い小旅行なのですが、旅はいいものだと、改めて感じます。

 

学生時代には、今よりもずっと長い旅を楽しんでいました。

 

昨日も旅の空、今日も明日も旅の空・・・っていう感覚が堪らないです。

 

旅に出ると、全身の感覚が研ぎ澄まされる感じがします。

 

一日が全部自分のためにあって、「あぁ、今、生きてる」って実感します。

 

子どもって、毎日毎日、こんな暮らし方をしているんじゃないか?

 

ふと、そんなふうに思いました。

 

大人になるにしたがって、「今、生きてるぞー!」って感覚が薄れていき、

 

明日のことを心配したり、時間を切り売りしたり、誰のために生きているのか?わからない。

 

そんな生活に、どんどんなっていってしまって、もうそれが当たり前で疑いもない。

 

明日どんなことに出くわすのだろう? どんな人に出会うのだろう?

 

そんなワクワクした気持ちで、一日が終わるなんて素晴らしい。

 

そんな気持ちを失っていくのが大人になることならば、悲しいなぁ。

 

子どもには、早くから大人になることを要求しないようにしたい。

 

できるだけ、長くこの感覚を味わわせてあげたいですね。

 

できることなら、その気持ちを持ったまま大人でいられたら最高なんだろうな。

 

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