子どもがとんでもない間違いを犯してしまったら、あなたはどう対応しますか。
親だったら叱ったり怒ったりするものですが、どんな対応が望ましいのでしょう。
①「何やってんの? どうしてあなたはいつもそうなの?」
②「おかあさん(おとうさん)の言うとおりにやらないからだよ」
③「前から言ってるでしょ?」
④「いつかやらかすと思ってたんだ」
つい、こんな言い方をしちゃっていませんかねぇ。
冷静に考えれば、あまり好ましい言い方でないことはわかります。
どんなところが問題アリなのでしょう?
①③は、今回の出来事を直接関係のない以前のものと関連付けています。
②は、自分で判断したことを咎めています。
④は、親が子どもを信用していないと言ってるのに等しい。
それに加えてすべてに言えることですが、失敗の要因が子どもの人格と関連しているような印象を与えます。
こんな言い方をされていたら、当の子どもは「自分はダメ人間だ」と思い込んでしまうかもしれません。
それだけはなんとしても避けなければならないことだと思います。
子どもに伝えたいメッセージは、
「人生に失敗は付きもの。その後どうするかが大事。何が悪かったのかをよく考えて、次は失敗しないようにしよう」かな。
決まったパターンはないですが、親が寄り添ってやることが何より大事かも。
そんな甘いことを言っていたら、何度も間違いを繰り返す?
そうかもしれませんが、「自分はダメ人間だ」と刷り込まれたら元も子もないですから。