ラジオを聞いていたら、流れてきた問いです?
これを言っていたのは、哲学研究者と紹介されていた永井玲衣さんです。
大人になるとドキドキしなくなっちゃうのは、
生きてきた年月が長いので、だいたいのことは予想がついちゃうからかなぁ。
ワタシも「胸が高鳴る」なんていう感覚を忘れつつあると悲しく思ったりします。
オノ・ヨーコさんが以前「わくわくする」って言葉を使っていたのがすごく印象に残っています。
あの年齢で、「わくわくする」って言葉を使える彼女に強烈に惹かれたのを覚えています。
それくらい、人は年齢を重ねると「わくわく・ドキドキ」しなくなる。
なんでだろう?
こういうのをみんなで語るのが、永井さんが実践している哲学対話だそうです。
小学校をはじめいろんなところで実践しているみたいです。
普段の会話ってけっこう窮屈で、
何か気の利いたことや正解を言わなきゃいけないプレッシャーがあったり、
意見を変えちゃいけないとか、わかんないとは言えないとか、けっこう窮屈?
それとは違う場が哲学対話の場なのだそうです。
ルールは・・・よく聞くこと・偉い人の言葉は使わない・人それぞれにしない!
なるほどなるほど、こういう語りの場は意外と少ないのかもしれないですね。
永井さんによると、哲学とはモヤモヤすることを立ち止まって考えること。
そして、それをみんなでやるのが哲学対話なのだそうです。
「問い」の前では誰もが平等なんですって。
誰も正解を持っていないからこそ、好き勝手にいろんなことが言えるんですね。
こういう語りの場に身を置いたら幸せなのかも。
そして、ドキドキワクワクを感じられるかもしれないな、とちょっとだけ思えてきました。
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