あなたなら、何を見て「世界って広いなぁ」って思いますか。
ヨシタケシンスケさんって方は3個パックのヨーグルトの保存の仕方を見て思うそうです。
あの絵本作家のヨシタケシンスケさんです。
彼の魅力を、お笑い芸人と哲学研究者と絵本編集・装幀家という肩書のお3人が語っている記事がありました。
どれも彼の魅力をうまく表現しています。
その中で特に納得したのが、絵本編集・装幀家の小野明さんのこんなところです。
「言葉は目に見えないものが表現でき、絵は一目で伝えられる利点があるのですが、ヨシタケさんのこの作品の場合、通常は言葉の範疇である心の中の描写を、絵で徹底的にやっている。」
そうなんですよね、絵が心の中を語っちゃうんですよね。
そもそも、ヨシタケさんの心の中に思い浮かぶことがおもしろすぎで、
これまた、絵がそれをよく表しているから参ってしまいます。
3個パックのヨーグルトなんてどうでも良さそうなところに、世界を感じてるのがおもしろくって。
3個パックのヨーグルトを買ってきて、ひとつ食べたら台座はどうしますか?
残った2個に台座をつけたまま冷蔵に保存しますか?
これ、人によって分かれるところみたい。
ワタシは台座をつけたまま冷蔵庫に入れます。
じゃぁ、2個目を食べて1個残った状態では台座はどうしますか?
ここで、「台座をどうするか問題」が発生するのです。
一人暮らしだったら問題ないのですが、誰かと暮らしていると何かと厄介です。
この辺の感覚が一致しないと、一緒に住んでいて居心地が悪いのです。
残り2つになった時点で、3つ並べるための台座が残っているのが許せない!
ワタシ全然許せちゃうんですけど、こうなると大変です。
世の中にはいろんな人がいるんだなぁ。
平和に暮らすには、うまく折り合いをつけなくっちゃ!
世界平和のための努力は、家の冷蔵庫の中から始まっているのです。
PS.他にも洗濯物の干し方なんかも、ね。
参考にした記事はこちら↓