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小学校の「さん付け」指導になんかモヤモヤ

小学校での「さん付け」指導が広がっているそうです。

 

「あだ名」や「呼び捨て」はやめて、クラスメートを呼ぶときはさん付けにしましょう、ということらしいです。

 

「あだ名」は、いじめやからかいの温床になるからというのが理由のようです。

 

なかには校則に「あだ名禁止」を明記する小学校も出てきたといいます。

 

このニュースはけっこうあっちこっちで話題になっているようで、芸能人もコメントしていますね。

 

たしかに、あだ名って身体的特徴を揶揄するものだったり、

 

何かの失敗にかこつけて、つけられることって結構多いですよね。

 

この点が英語圏の愛称とはちょっと違っていますよね。

 

アメリカなんかでは、自己紹介で自分の呼び名を伝えますからね。

 

よく知られるトムやマイクなんてみんな愛称ですよね。

 

TomはThomasの愛称で、MikeやMickeyはMichaelからきていますものね。

 

My name is Thomas.  Call me Tom.  って具合です。

 

それに比べると、日本の場合はかなりリスクが高いです。

 

ワタシ自身も、子どもの頃を振り返ってみると危なかったなと思うこともあります。

 

変な呼び名をつけられたら、それでおしまいってところもありますね。

 

「さん付け」で友達を呼ぶことで相手を尊重する素地を育むと先生は言います。

 

そうすれば、「人を攻撃するような行動は取らないはずだ」と。

 

確かにそうかもしれませんが、ここがなんかモヤモヤするところなんです。

 

だからって、あだ名や呼び捨てを禁止して「さん付け」にさせるとは。

 

相手をどう呼ぶかは先生に決められることではないでしょう。

 

相手が嫌がるようなひどいあだ名をつけたときは、そこで指導すべきだと思います。

 

予防的に「さん付け」指導するなんて、なんかズルい。

 

指導というより、より大きな力で支配しているような感じがするのです。

 

日本の「あだ名」文化には確かにリスクがありますが、

 

「さん付け」指導が広がる現状にも、ちょっとした怖れを感じます。

 

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