ひとりぼっちは、本当に寂しいのだろうか?
こんなことを考えたのは、
『続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。孤独も悪くない編』を読んだからです。
この本は同名タイトル本の続編で、「孤独も悪くない編」となっているように、孤独がテーマのようです。
一人ぼっちは、孤独と言ってもいいかもしれませんが、
この状態は本当に寂しいのでしょうか。
著者は言っています-
一人ぼっちが寂しいとか怖いと思うようになったのは、
人から「一人で寂しくない?」と聞かれることが多かったから。
そんなもんかもしれませんよね。
一人の状態っていうのは、それ自体はそんなに寂しいことじゃない。
けっこう気楽だし、自由気ままに過ごせて気持ちいい状態じゃないかと思うのです。
他人の目を気にするまでは。
他人の目を気にし始めたら最後、「自分は一人ぼっちと思われてる?」って気になりだして。
「あの人、友達がいないんじゃない?」
こんなふうに人から思われやしないかと、心配になってしまうんじゃないですか。
結局、人からどう思われているかが気になるわけですね。
人からの評価が悪くなるのが怖いんですよね。
この本は、そんな時に一息入れて考えるきっかけをくれる感じです。
決して難しいことが書いてあるわけではありません。
著者のJamさんが自身の悩みから抜け出した時のことを語ってくれるかんじ。
こんな考え方をしたらどう?って感じの提案です。
簡単に読めるので、漠然と不安を感じている高校生なんかにはおススメかもしれません。