ワタシの身近にいる人が、自分には何の落ち度もないことなんですけど、
いうなれば、不可抗力の事象が発生してあるチャンスを逃してしまったんです。
本人は悔しがって、「なんで?なんで?こんな目に合わなきゃいけないの?」
と、嘆くことしきりなんです。
聞こえているのはワタシだけ、他に誰もいません。
こういう時は、何か気の利いたことを言わなければと、つい思ってしまうのです。
相手が自分より若い人だったりすると、特にそうなのです。
そして、このときも言ってしまったんですね、
「自分にはどうにもできないことだったんだから仕方ないよ。
早く忘れて、次に向かうしかないよね。」
この言葉を、当の相手はちゃんと受け取ってはくれませんでした。
「そんなことはわかってるよっ!」
「だけど、今はまだそういう気分になれないだけっ!!!」
そうでした、そうですよね。
早すぎました。待てなかった。
チャンスを逃した悔しさを共有してあげればよかったんですよね。
それなのに、気の利いたアドバイスをしようと思ったりしていた自分が愚かでした。
またやっちゃった。
人の気持ちに寄り添うっていうのはホントに難しいと改めて感じました。