ハチドリってご存じでしょうか。
ハミングバードとも言うそうです。
世界最小の鳥ということらしい。
南米エクアドルの先住民族の言い伝えが、本になって出版されています。
森が火事になったとき、他の生きものたちは逃げるのに、
ハチドリは水を運んで火の上に落とす・・・
「そんなことをして何になる?」
それでも、ハチドリは水を運ぶ。
「私にできることをしているだけ」
今、ウクライナで、イスラエルのガザ地区で起こっていることを考える。
無力感でいっぱいになっていた。
ハチドリの話を聞いてハッとした。
この小さな鳥の名を冠したカフェがあると、新聞で知りました。
広島にある、「ハチドリ舎」というカフェです。
店主は安彦恵里香さんです。
一か月に30本前後のイベントを開催しているそうです。
「まじめなことを話しても引かれない場所がほしいと思ってつくったんです」
「知ることが大切。直接出会うことで遠くの誰かの問題が自分たちにも関係していると考えるきっかけになる」
「この問題を知らない人が多いから解決しない。知らなかった自分は実は加害者の一端を担ってしまっているのではないか、もっと学ばないと」
「差別にあらがうためには出会うことが大切。出会ってその人のことを知ったら人ごとじゃなくなる。知ることで人は優しくなれると思います」
「一番小さなハチドリが、くちばしで一滴ずつ水を運んで炎に落とす。たくさんのハチドリたちが炎の上に水を落とせば火事は消えるんじゃないか」
ワタシも連なりたい、そう思いました。
もっと学ばないと。
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