クウ・ネル・ダス・・・???
何のことだかわかりますか?
「ごはんを食べられてるかな」
「ちゃんと寝てるかな」
「ちゃんとウンチ出てるかな」
親にできることって、これくらいなんだそうです。
こうやって語るのは『7歳までのお守りBOOK』の著者・西野博之さんです。
西野さんは不登校のこどもたちの居場所づくりに、ずっと関わってきた人、
そして「川崎市子ども夢パーク」の所長を長く勤めていた方です。
その西野さんが語るのが、
「親にできることは、その命の幹を枯らさないこと。(略)「食べられているか、寝られているか、うんちが出ているか」それに気を配ること。たったこれだけ。これ以上のことをやってあげようと、先回りして手出し口出しすればするほど命の幹はやせ細っていく。」
そして、「生まれてきてくれてありがとう」って言っていればいいそうですよ。
親が「よかれ」と思ってやることがこどもを追い詰めている、のだと。
この本には、「正しい母さん・父さん」を頑張らない。という副題がついています。
いわば、「ゆるママ・ゆるパパ」のすすめ、という感じでしょうか。
この本には難しいことなんて書いていないのですが、
子育ての本質がここにあるように思います。
多くの親が忘れちゃってることを思い出させてくれるようです。
子育て中のパパ・ママは必読だと思います。