『シタマチ・レイクサイド・ロード 』を読みました。
何も起こらない、と言ってしまえばそれまで。
青春なんてそんなものですよね。
ドラマなんてなくても、それでもワクワクする。
それが若いってことだと思う。
自分の心と身体の変化について行くのが精一杯でしょ。
それに、他者がどう思っているかなんて、未知の世界。
羨望や劣等感で頭の中も心の中もグチャグチャ。
青春時代が夢なんて
後からほのぼの思うもの
なんて、唄の歌詞にもありました。
「青春時代の真ん中は、道に迷っているばかり」です。
「胸にトゲ指すことばかり」なんです。
阿久悠さんの歌詞ですけどね。
過ぎてしまった者にとっては、甘酸っぽくもすがすがしくも。
青春ってただ中にいるときには、こんなもんです。
この本は、読書感想画コンクールの指定図書にもなっています。
自分だったらどんな絵を描くだろうかって考えながら読みました。
読んでる最中もいくつも絵が浮かびました。
ワタシが絵に表すとしたら・・・
ラストのシーンに決めました。