常日頃からそう思っていました。
しかし、これはワタシが言ったことではありません。
今朝の新聞(5月7日付朝日新聞)の多事奏論にあったセリフです。
近藤康太郎記者のコラムで、先を越されてしまいました。
彼にはいつも楽しませてもらっています。
以前に当ブログで紹介しましたが、その回の反響が大きかったそうです。
「19歳のあなたへ/失敗する権利 人間にはある」というタイトルでした。
中学校の授業の教材としても使われたらしく、生徒の感想がどさっと送られてきたとか。
今回も勉強になりますよ。
なんせ、この方は新聞記者なのに、しかも35年もこの仕事を続けてきたのに、
「おれは新聞記者になりたくなかったんだ」と、今さらおっしゃる。
「新聞記者になって3分で辞めたくなった」そうです。
「どう考えても記者に向いてない」とも。
そんな彼が、「35年の『向いてない』会社人生が『しんどすぎ』だったかというと、そうでもない。おもしろい。楽しんでいる。」という。
その理由は別の機会に・・・と、はぐらかされてしまったが。
次のセリフにメチャクチャ共感できました。
「そもそも会社の与える仕事がおもしろくないのは、ふつうだ。他の人に与えられたモノはつまらんものだ。」
これですよ、これ。
ワタシも、若者に向かって話す機会があると、いつも言います。
「おもしろがらなくっちゃ!」
彼のアドバイスは具体的です。
「会社内で新しい仕事を創る」
「会社に全体重を預けない」
「働くのはおもしろい。いや、おもしろくできる」
「働くのをおもしろくできた人は、ハッピーな人だ」
「ハッピーな人が多い社会は、住みよい社会だ」
これが目指すべき社会ですよね。
そして、これならできそうですよね。
これで世界平和につながるなら、
多少無理してでも、がんばってでも、おもしろがらなくっちゃ!
多事奏論についての以前のブログ記事こちら↓