敬遠気味だったのですが、ひろゆき氏の著書を読みました。
一番売れているという、『1%の努力』という本です。
ひろゆき氏の発言はネットで取り上げられることが多いので、ちょこちょこ目にしておりました。
本を読んでみて、「おっ!」と思うところが結構たくさんありました。
ワタシ自身の学生時代のエピソードなんかも、つられていくつか思い出しました。
本の中には、ひろゆき氏自身の原点というべき、生い立ちからのことが書かれています。
これが、なかなか興味深いところがありますね。
最初に出てくる、エッグスタンドの話は「なるほど」と思いました。
エッグスタンドは卵を載せるだけに存在する器です。
エッグスタンドがある家庭で育った人は、あるのが当たり前と思うでしょうが、
ない家庭で育ったら、「何、それ?」という反応になるかもしれません。
エッグスタンドなんてなくても困らないのに、
エッグスタンドがあるのが当たり前の人が目の前に現れたとき、
自分の家にはエッグスタンドがない、と恥ずかしく思う。
こういう人が一定数いるだろうと言うのです。
エッグスタンドが子どもの受験だったら? 飛行機のファーストクラスだったら? 大きな庭付きの家だったら?
エッグスタンドなんていらなくない?と思いません?
ひろゆき氏は「劣等感を抱く必要はない」と書いているのです。
「ちゃんとした思考がないまま情報だけを与えられるとカモになってしまう。」
要は、ブレないように、自分の価値観をちゃんと持つことが大事だということか。
そんなふうに感じました。
他にも、子育て中のパパ・ママだったら子育てに役立てそうなヒントがいっぱいあります。