映画「キンキーブーツ」は2018年製作のイギリス映画です。
その後、ミュージカル版もできてブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞しました。
日本でも小池徹平と三浦春馬の主演で上演されたのでよく知られていますよね。
父の死後、田舎の倒産しそうな靴工場の跡を継いだチャーリーと、
ロンドンのソーホーでドラァグクィーンをしているローラとその仲間たち。
普通だったら、出会うこともなかったような人たちです。
この映画を見ると思うんです、こういう人間関係を築きたい!と。
こういうのを見ていると、目頭が熱くなってくるんです。
最近読んだ本の中で、著者の荻上チキさんが言っていたことが蘇りました。
荻上さんは、「パレードを見ると、涙が出る」のだと。
パレードとは、「東京レインボープライド」のことです。
知ってる人も多いと思いますが、「セクシャル・マイノリティ(性的少数者)への差別や偏見を払拭し、だれもが自分らしく生きていくことのできる社会の実現を目指すイベント」です。
「異なる者同士が、それぞれ自由に行進している姿を見るだけで、涙腺が緩む」のだそうです。
チキさんは「妖怪もの」作品で妖怪たちが人間のために一肌脱ぐ的な演出が好きなようです。
「みんな来てくれたのか!?」的な演出で涙がドバーっと。
この感覚、「わかる~」って思いました。
この映画のラストシーンなんかでも、同じことを感じます。
引用は『みらいめがね』より↓
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