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とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

みんな大人になる-僕の場合③

友だちの家に上がり込むことが別世界との遭遇だったが、

 

それよりも小さい頃の別世界を覗き見る体験は親戚の家だった。

 

パパがよく親戚の家に連れて行ってくれたものだった。

 

パパの兄弟が近くに住んでいたということもあるのだろう、

 

休日の娯楽といえば、親戚の家に行くことだったのかもしれない。

 

そこではオジサンやオバサンの他にいとこにも会うことができた。

 

それぞれの家が違った雰囲気を醸し出していて魅力的だった。

 

僕たちはそれぞれの家をその土地の地名で読んでいた。

 

その地名は、僕にとって単なる地名を超えた特別な響きをもっている。

 

お店を構えている家もあれば、卸の商売をしている家も、

 

普通のサラリーマンの家も…というぐあいにいろいろだった。

 

オジサンとオバサンがいたのだが、自分とどんな関係なのかは知らなかった、たぶん。

 

いとこもいたが、ただ単に「シンセキ」の人だと思っていただけ。

 

当時の僕は「シンセキ」が親戚だってことだって知らなかったと思う。

 

ましてや、それぞれの関係性なんて意識していなかったんじゃないか。

 

でも、子ども心に「この家は居心地がいい」とか「ココはなんかぃやな感じ」なんて、

 

雰囲気はちゃんと受け止めていたように思う。

(つづく)

 

moyamoyaikiru.hatenablog.com

 

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